内容説明
福岡のとある里山地域に移住した著者は、どのように「生活」を哲学=行為していったのだろうか。拠点づくり/食料の確保/活動資金の得方/料理/日常のずらし方/お金の秘密/子育てと教育etc.…日常に根差した哲学を実践的、かつ等身大のことばで語る、革命日誌。
目次
家探し―まず、拠点をつくる
農作業―食料を確保する
仕事―活動資金を得る
料理―活きる力を養う
旅行―ぶっ飛んで日常をずらす技法
カネとリャク―この世の仕組みを考える
音楽―music unites everything?
映画―日常を脱構成せよ
本―言葉で戦え
子育てと教育―革命を「育成」するということ
革命―自分の居場所を作るということ
家探し、再び―ずれて、拠点を作り、またずれる
著者等紹介
森元斎[モリモトナオ]
1983年生まれ。東京都出身。専攻は、哲学・思想史。学位は博士(人間科学)(大阪大学、2015年)。中央大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想や、アナキズムに関する思想の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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