急に具合が悪くなる

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794971562
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命と言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか?もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか?がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。

目次

1便 急に具合が悪くなる
2便 何がいまを照らすのか
3便 四連敗と代替療法
4便 周造さん
5便 不運と妖術
6便 転換とか、飛躍とか
7便 「お大事に」が使えない
8便 エースの仕事
9便 世界を抜けてラインを描け!
10便 ほんとうに、急に具合が悪くなる

著者等紹介

宮野真生子[ミヤノマキコ]
福岡大学人文学部准教授。2000年、京都大学文学部文学科卒業。2007年、京都大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。博士(人間科学)。専門は日本哲学史

磯野真穂[イソノマホ]
国際医療福祉大学大学院准教授。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。オレゴン州立大学応用人類学研究科修士課程修了後、2010年、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、医療人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

189
重い癌に罹りながら人に寄りかからない宮野さん。その気持を受けとめ問いを発しエールを送る磯野さん。これは哲学者と人類学者の往復書簡だ。医療の場では、死を意識した患者に状況把握・自己選択という重圧がのしかかる。その苦況に、文章を綴るという無限からの自己選択で立ち向かう。手紙を交互にやり取りするキャッチボールは、用意された選択肢の包囲を打ち破る一つの手掛かりかも知れない。肉体を持ち、どこに球が反れるか判らない人間の偶然性に賭ける。ただしこの戦いに勝利はあり得ない。そのことを肝に銘じつつ読み、友情に胸を熱くした。2020/03/05

どんぐり

92
「急に具合が悪くなるかもしれない」という乳がんステージ4の哲学者宮野さんと「お大事に」が使えない医療人類学者磯野さんの往復書簡。2018年11月「からだのシューレ」ワークショップでの出会いに始まり、翌年7月に本当に具合が悪くなってしまい、この本が遺った。未来にはいつだって「死」はあるのに、ガンがあることによってその未来だけから今を照らすようなやり方に疑問を呈する宮野さんの言葉にこたえるように、「確率によって描かれる未来予想図は、どこまでいっても〈弱い〉運命論にしかなり得ない」という磯野さんの言葉が続く。22020/02/02

ゆう

71
トピックスが具体的かつ明確に説明される、前半も読み応えがありますが、手紙の形式にLINEの話題転換の飛躍を導入した6便以降が、さらに豊かな内容になっていく。そして本書の最大の飛躍たる、10章の「魂の分け合いの物語」にその形式は結実する。飛躍は、それ自体としては、荒唐無稽であり、論理的な意味・価値はそこに存在しない。けれど磯野真穂と宮野真生子という2人が生きてきた時間上、そして2人の関係性の中に現れてきたその時その瞬間に、その荒唐無稽さ・意味・価値は反転する。その瞬間の生がドライヴする感触に、ゾクっとする。2021/07/03

マリリン

53
哲学者宮野真生子さんと人類学者磯野真穂さんの往復書簡。時間とは物理的な時間にその深さを掛け合わせたかのような...濃厚な約4か月。偶然性を引き受ける・ラインを引く事の意味が深い。特に後半は綴られた言葉が純度を増し心に響く。未完成なまま残ったものはその人が生きてきた/生きようとした痕跡であると応えた磯野さん。踏み跡が先に続く出会いを引き受ける魂の分け合い理念なら、共に踏み跡を刻んで生きる人は偶然を引き受け生きなければならない。それぞれの立場に立った時私ならどうするのだろうか。偶然の出会いを大切に生きたいと。2021/09/23

ちゅんさん

53
すばらしかった。哲学者と人類学者の往復書簡なので少し難しいところはあったが、ギリギリの状況で死と向き合いながらも誠実に言葉を紡ぎ出す宮野さん、そしてそれを受け止める磯野さん、二人の魂のやり取りに圧倒された。かわいいイラストの表紙とは裏腹に中身は濃くて重い、けど読後はどこか清々しさも感じられる凄くてすばらしい一冊。2020/07/05

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