内容説明
「愛にはよろこびがある」人生の扉を開く葉祥明の世界。
著者等紹介
葉祥明[ヨウショウメイ]
画家・絵本作家・詩人。1946年熊本生まれ。「生命」「平和」など、人間の様々な問題をテーマに創作活動を続けている。1990年「風とひょう」で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
157
きみが愛や人生に疲れたとき、いつでもぼくを呼んで。みんなはぼくをヒーリング・キャットって呼ぶんだ。気にしない気にしない。勝手に言わせておけばいい。そばにいるから。誰でも思い通りに生きたいと思うけど、そうはいかないのが人生さ。青い空や海も太陽や星とともに色合いを少しずつ変えるだろう。昨日と今日、明日はすべて違う青だけど、どこかでつながっているよ。そこにもし愛があれば幸せだけど、なくても不幸せってわけではないから。自分自身を見つめてごらん。誰も傷つけたくない、そのやさしさは傍らの一輪の花とともに海を渡るから。2022/12/25
のえる
61
図書館の企画書コーナーで見つけた絵本。 ブルーキャットは真の愛、豊かな人生、安らかに生きることを指南する・・・エーゲ海の美しい風景とともに。素敵なイラストと詩が疲れた心に染み渡るように潤いをもたらす。意外と具体的というか、ピンポイントな言葉遣いが際立った印象。それゆえふわふわせずイメージは抱きやすいかも。2022/10/29
喪中の雨巫女。
9
《本屋》続編嬉しい。黒猫ちゃん好きで、絵も買って玄関に飾ってます。(小さいけど)黒猫の行動や言葉が、素敵。2019/08/28