出版社内容情報
批評の現在を告知する「批評について」を序にすえた作家論集『悲劇の解読』と
ミシェル・フーコーとの対談を核に編まれた『世界認識の方法』などを収める。
未発表のフーコー宛書簡を初収録。
17巻月報は、北川透氏(詩人)、竹田青嗣氏(哲学者)、ハルノ宵子氏(漫画家)が執筆。
第18回配本。
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悲劇の解読
序――批評について――
太宰治
小林秀雄
付 『本居宣長』を読む
横光利一
芥川龍之介
宮沢賢治
付 童話的世界
あとがき
文庫版のためのあとがき
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世界認識の方法
世界認識の方法――マルクス主義をどう始末するか―― 吉本隆明/M・フーコー
歴史・国家・人間
世界史のなかのアジア
表現概念としての〈疎外〉
註
あとがき
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ミシェル・フーコーへの手紙
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古くからの旅籠
寓話[『野性時代』連作詩篇21]
海に流した自伝
海におくられてくる風[『野性時代』連作詩篇22]
三郎が死んだあと[『野性時代』連作詩篇23]
木の根に帰る司祭
空の出来ごと[『野性時代』連作詩篇24]
絵本[『野性時代』連作詩篇25]
長い朝[『野性時代』連作詩篇26]
小さな宿駅[『野性時代』連作詩篇27]
はしる島[『野性時代』連作詩篇28]
踏み絵[『野性時代』連作詩篇29]
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ある塹壕
幻想論の根柢――言葉という思想――
〈反逆〉は内向する――田川健三著『イエスという男』を読む――
ゲーテの色
福島泰樹論――風姿外伝――
中上健次論
死のサルトル
ホーフマンスタールの視線
「生きること」と「死ぬこと」
夢・その他
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『野性時代』アンケート
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島尾敏雄の光と翳
末次弘『漱石文学論』
異教的な風貌
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『幻想論の根柢』序
『試行』第五四~五五号後記
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
著・文・その他
内容説明
批評の現在を告知する「批評について」を序にすえた作家論集『悲劇の解読』とミシェル・フーコーとの対談を核に編まれた『世界認識の方法』などを収録する。未発表のフーコー宛書簡を初収録!
目次
1 悲劇の解読(太宰治;小林秀雄 ほか)
2(世界認識の方法;ミシェル・フーコーへの手紙)
3(古くからの旅籠;寓話(『野性時代』連作詩篇21) ほか)
4(ある塹壕―加藤龍之;幻想論の根柢―言葉という思想 ほか)
5(『野性時代』アンケート;島尾敏雄の光と翳 ほか)
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