内容説明
女は「わかる!」男は「マジで?」“すれ違い”の背景がわかる、衝撃のレポート。
目次
1 モヤモヤさせていること(小さな面倒を押し付けてくる男たち;何かと恋愛的な文脈で受け取る男たち ほか)
2 軽く引かれていること(謝らない男たち;女性の身体について無理解な男たち ほか)
3 迷惑だと思われていること(イキるくせに行動が伴わない男たち;男同士になるとキャラが変わる男たち ほか)
4 悲しい気持ちにさせていること(付き合い始めると油断する男たち;「ほうれんそう」が遅すぎる男たち ほか)
5 理解できないと思われていること(お金のつかい方が意味不明な男たち;身体のことを考えていない男たち ほか)
著者等紹介
清田隆之[キヨタタカユキ]
1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで紹介している。恋愛とジェンダーの問題を中心に執筆活動を行い、女性誌から文芸誌まで幅広いメディアに寄稿。ニコニコ生放送で恋バナ番組「桃山商事の恋愛よももやまばなし」を定期配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
45
やいやい五月蝿い本である。2019/12/09
Narr
38
Choose Life Projectでオススメされていたので読了。恋バナ収集活動を行っている「桃山商事」代表の著者が、失望される男性に共通する生態とその行動原理を掘り下げる。「小さな面倒を押し付けてくる」「イキるくせに行動が伴わない」「男同士になるとキャラが変わる」「すぐ不機嫌になる」「何かと恋愛的な文脈で受け取る」「上下関係に従順すぎる」など、耳が痛すぎてのたうちまわりたい。「俺関係ないな」と思う男性ほど失敗してますよ。如実に浮かび上がるのは主に男性から女性への構造的な差別や暴力、依存的態度。やばい。2021/03/01
ちくわ
38
女性に聞いた男あるあるなんですが、この本の凄いところは、その行動の深層心理を真剣に分析しているところ。自分のことを言われていて、段々胸が苦しくなってきます。じゃあ女はどうなんだよ?と反論を考えてしまった時点で、自分と向き合っていない証拠だと思いなおしました。(☆3)2020/04/16
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
37
「男性のダメなところ」系の本は今までにも読んできて耳が痛い該当部分が自分の中にあることも理解しているが、一方で女性も女性でまぁめんどくさいし、そのめんどくささに被害を被ったことなど数知れないので、これはどっちもどっちだなというのが本音かな。 とはいえ、多くの(凡庸な)男性にとっての恋愛は「女性に媚びてなんぼ」な面が確実にあるし、あながち的外れでもない。女性と上手にコミュニケーションをとるためには大いに参考になる本だと思う。2020/01/13
みこ氏
27
男性の言動の謎がなんとなくわかる一冊 恋人について理解を深めたいと思って読んだのだけど、予想以上に良い内容だった ホモソーシャルという言葉を初めて知ったが、なかなかにすごい言葉ではある2020/01/10