不倫と結婚

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

不倫と結婚

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 22時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 358p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794970817
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C0095

内容説明

不倫には家庭生活を一瞬で終わらせる破壊力がある。なのになぜ人は不倫をするのか?ひと昔前まで、結婚は家と家を結ぶ経済活動だった。だがこの数十年の間、結婚は、個人の契約、愛を土台とする。夫婦は互いに親友でもあり恋人でもあり、すべてを満たしあわないといけない。はたして、それは持続可能なのか。本書は膨大な数のカップルを世界中でみてきたセラピストが、夫婦という人間関係を真摯にみつめ、人間存在の謎と性の複雑さに切り込んでいる。逸脱から、人はなにを学ぶことができるのだろうか。

目次

1 不倫の舞台(結婚と不倫についての巷の会話;不倫の定義;不倫は変わった)
2 不倫の発覚、その後(なぜこんなにも傷つくのか;愛のホラーストーリー―不倫の悪質度;嫉妬―エロスの火花;自分を責めるか、復讐するか―諸刃の剣;言うべきか、言わざるべきか)
3 不倫のもつ意味、その動機(幸せな人も不倫する―不倫の意味;倦怠の解毒剤―禁断の誘惑;「単なるセックス」は可能か?―浮気心の経済学;究極の裏切り?―結婚生活に他の問題があった場合;愛人のジレンマ―もう一人の女との会話;嵐のあとで―不倫の後遺症)

著者等紹介

ペレル,エスター[ペレル,エスター] [Perel,Esther]
心理療法士。ニューヨークタイムズのベストセラー作家で、現代の恋愛や夫婦関係について洞察力ある独創的な意見を発信する人物として知られる。堪能な九か国語を駆使し、ニューヨーク市で心理療法士として開業するかたわら、Fotune500社企業の組織コンサルタントとして世界中で活躍している。Podcast「Where Should We Begin?」の制作責任者兼ホストでもある

高月園子[タカツキソノコ]
翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部卒業。英国在住歴25年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷりけ

11
人気セラピストが書いた本。外国人特有の語り口で、読みづらかった。だから、読み終えるのに時間がかかってしまった。文字数も多いし。 そういえば、一時期、離婚式を流行らそうとしてたよな。今は聞かないな2021/06/13

makimakimasa

7
不倫に関する論点を網羅。「自己発見という形の不倫」に成程と思った。生きてこなかった人生、未開拓のアイデンティティへの郷愁。誰にも幾つもの自分がある。人間は安全と同時に冒険も欲しており、2つのニーズが生涯に渡り反対方向に引っ張る。不倫が生きている実感を与えてくれる、精神安定剤としての不貞行為が結婚を守っている場合も。長年に渡るモラハラの方が道徳的に間違っている事もある。夫婦間の性的倦怠や心理的拒絶など、結婚の背後問題は複雑で、不倫即ち究極の裏切りと切り捨てるのは寛容性に乏しい。ノンモノガミーの可能性も示唆。2023/07/13

nranjen

6
図書館本。ベルギーの臨床に携わっている心理学者が書いた本で、その分析や考察も非常に興味深く、大変面白かった。「かつて人々は結婚して初めてセックスした。今、私たちは結婚して他の人とセックスするのをやめる」「いとも簡単に自分はちっぽけな存在だと感じさせられるこの世の中で『誰かに選ばれる』ということは、かつてないほど重みをもった」結婚が義務から共同作業へと変わった現代において、どこまでが相手に関与できるかということが問題になっているのだと思う。セクシャリティ、相手の捉えどころのなさとの付き合い方が大事なのだ。2020/07/17

さとも

3
セラピストがカウンセリングで出会った不倫した人、された人、愛人、不倫した母を持つ娘などの話を聞いて考察した一冊。幸せな人も不倫をするのか?不倫は違う自分になるために求めてしまうと作者は言う。女性は変身願望があるら、長い間愛人でもいられるのかなと思いました。不倫はいつ誰に起きてもおかしくない。面白かったのですが、訳本読むのが苦手+文字数が多くて読むのに時間がかかりました。2022/09/05

Riri

3
著者のTEDトークに感銘を受け、読んだ本。セラピストとしての自らの経験に基づき、人はなぜ浮気をするのか(ペレル: 「違う自分を見つけるため」)、なぜされた側が傷つくのか、を冷静に分析。浮気した人、された人各々の視点に立ち、カップルや人によってその後の関係も関係の修復方法も異なる、と多様性を認めていて○。修羅場が2人の関係の潤滑油になるケースには驚き(探検家タイプ)。同氏の「浮気した側が本当に悪いのか?」という根源的な問いは哲学的。だって、「浮気」とは枯渇した自分を生き返らせる手段にもなるのだから。2022/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13616931
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。