内容説明
不倫には家庭生活を一瞬で終わらせる破壊力がある。なのになぜ人は不倫をするのか?ひと昔前まで、結婚は家と家を結ぶ経済活動だった。だがこの数十年の間、結婚は、個人の契約、愛を土台とする。夫婦は互いに親友でもあり恋人でもあり、すべてを満たしあわないといけない。はたして、それは持続可能なのか。本書は膨大な数のカップルを世界中でみてきたセラピストが、夫婦という人間関係を真摯にみつめ、人間存在の謎と性の複雑さに切り込んでいる。逸脱から、人はなにを学ぶことができるのだろうか。
目次
1 不倫の舞台(結婚と不倫についての巷の会話;不倫の定義;不倫は変わった)
2 不倫の発覚、その後(なぜこんなにも傷つくのか;愛のホラーストーリー―不倫の悪質度;嫉妬―エロスの火花;自分を責めるか、復讐するか―諸刃の剣;言うべきか、言わざるべきか)
3 不倫のもつ意味、その動機(幸せな人も不倫する―不倫の意味;倦怠の解毒剤―禁断の誘惑;「単なるセックス」は可能か?―浮気心の経済学;究極の裏切り?―結婚生活に他の問題があった場合;愛人のジレンマ―もう一人の女との会話;嵐のあとで―不倫の後遺症)
著者等紹介
ペレル,エスター[ペレル,エスター] [Perel,Esther]
心理療法士。ニューヨークタイムズのベストセラー作家で、現代の恋愛や夫婦関係について洞察力ある独創的な意見を発信する人物として知られる。堪能な九か国語を駆使し、ニューヨーク市で心理療法士として開業するかたわら、Fotune500社企業の組織コンサルタントとして世界中で活躍している。Podcast「Where Should We Begin?」の制作責任者兼ホストでもある
高月園子[タカツキソノコ]
翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部卒業。英国在住歴25年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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