出版社内容情報
プラトン、ハイデガー、ボーヴォワールなど、さまざまな哲学者たちのことばを補助線にしながら、生老病死について考える哲学自習帖人生は思いのままにならないことばかり。世の中は苦に満ちている。あーあ、いやんなっちゃった、どうしよう……こうした気持ちと、人はどう折り合いをつけていったらいいのだろう? プラトン、ハイデガーから、フーコー、ボーヴォワール、レヴィナス、バタイユまで、さまざまな哲学者たちのことばを補助線にしながら、仏教で言うところの「四苦八苦」について考える、哲学の自習帖。まず手始めは「生老病死」の四つの苦から。
はじめに 四苦八苦について
第1章 死について
0 死から考える
1 プラトン『パイドン』を読みながら
2 ジャンケレヴィッチ『死』を読みながら
3 自殺について考える
第2章 病いについて
0 「調子悪くてあたりまえ」
1 ソンタグと考える
2 フーコーと考える
3 臨床哲学について考える
第3章 老いについて
1 キケローとともに
2 ボーヴォワールを読む
第4章 生について
1 ハイデガー『存在と時間』を読みながら
2 九鬼周造の「時間論」を読む
3 レヴィナスの時間論
4 バタイユを読みながら
おわりに まだ考えなければいけない
永江朗[ナガエアキラ]
著・文・その他
内容説明
人生は思いのままにならないことばかり。世の中は苦に満ちている。あーあ、いやんなっちゃった、どうしよう…こうした気持ちと、人はどう折り合いをつけていったらいいのだろう?プラトン、ハイデガーから、フーコー、ボーヴォワール、レヴィナス、バタイユまで、さまざまな哲学者たちのことばを補助線にしながら、仏教で言うところの「四苦八苦」について考える、哲学の自習帖。まず手始めは「生老病死」の四つの苦から。
目次
はじめに 四苦八苦について
第1章 死について(死から考える;プラトン『パイドン』を読みながら ほか)
第2章 病いについて(「調子悪くてあたりまえ」;ソンタグと考える ほか)
第3章 老いについて(キケローとともに;ボーヴォワールを読む)
第4章 生について(ハイデガー『存在と時間』を読みながら;九鬼周造の「時間論」を読む ほか)
おわりに まだ考えなければいけない
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約7年勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集を経て、フリーのライターに。ライフワークは書店のルポルタージュ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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