内容説明
鮭の塩焼き、焼きたらこ、金目鯛の煮つけ、お寿司たち…北海道で新鮮な魚をたくさん食べて育った加藤休ミさんが、大人にも子どもにも、もっと魚を楽しんでほしいと、魚が食卓にのぼるまで、おいしい料理となった魚たちを描きました。クレヨンで描いた魚たちだけど、香ばしい匂いまでしてくるようです。
著者等紹介
加藤休ミ[カトウヤスミ]
1976年生まれ。北海道釧路市出身。クレヨンとクレパスを用いた独特の画法と迫力あるタッチで、食べ物のリアルでおいしそうな描写が得意。絵本、挿画、画文などで活動しながら、クレヨン画を追求する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
78
ビックリです。本物みたい、しかも美味しそう。 普通のクレヨンで書いてるそうです(仕上げにニスを塗る) 凄いなあ、このツヤ感。 絵本として楽しむ2021/08/18
よこたん
41
“とっても脂がのってるよ。真ん中から半分にはしを入れると、皮目からジュワッと脂が出てきそう。” こんがり焼き目のついた鯖の文化干しに視線は釘付け。写真より実物っぽいかもしれない美味しそうなクレヨン画に驚く。きっと作者は相当な食いしん坊に違いない。表紙のツナ缶の身のかたまり感とほぐれ加減が素敵。近頃買うのはお手頃価格のフレークタイプばかりなので懐かしさすら感じた。読友さんに紹介していただき、すぐ手に取れて大満足。行儀よく並ぶシシャモの一夜干し、じっと見ると7匹7様の姿で、私なら左から2匹目を選びたいところ。2018/05/04
くぅ
35
読友さんから教えてもらった休ミさんの本。お腹が空いてるときに見ちゃダメなやつ…鳴りました。この絵をクレヨンで描いてるっていうのがもう凄い。私も描くのが好きだけど、こういうのを見せられると到底敵わないと思い知らされる。そしてあいだ間の白黒ページがかなり面白いっ!私、イカが日本の魚介類で最も食べられてるって知らなかったし、そういえばいかめし作ったことないし、スルメイカのページでしばし立ち止まっちゃいました。まぐろ納豆の神メニューぶりにもときめく。今は兎も角、金目鯛の煮付けが食べたい。2020/12/11
☆よいこ
35
絵本『きょうのごはん』で胃袋を鷲掴みしてきた加藤休ミさんの本。図鑑とあるが装丁は絵本のようで分類は66。冒頭から[おわび]と称しこの本の見方が書かれる。「あわびがあります。ではなくておわびがあります」とかwww。ひとつひとつにノリツッコミがあり笑える。魚の一生、第一期は[海で生きる]第二期は[地上で生きる]?生きてんのか、第三期は[味で生きる]最終形態は皿の上。かにぱんにカニははいってません。巻末に索引、参考文献付き。2018/06/08
たまきら
29
この人の魚の絵、最高!と思っていたら、やっぱりそう思う人が多いみたいでこんな素敵な本が!オカンがよだれを垂らしてみていたら、娘さんが「ああ、これは絵だよね」だって。むかつく~。2019/01/31
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