男子劣化社会―ネットに繋がりっぱなしで繋がれない

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

男子劣化社会―ネットに繋がりっぱなしで繋がれない

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月21日 05時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969682
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

内容説明

ゲーム中毒、引きこもり、ニート…いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。学業では女子に敵わず、女性との付き合いや性関係でしくじり、正規の職に就くことができない。世界的な不況や、社会構造の変化、そしてネットの普及が、彼らをより窮地に追い込み、ゲームやネットポルノの中に縛り付けている。本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証。さらにその原因を解明していく。社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか?

目次

1 症状(教育に幻滅;労働力からの脱落;度を越えた男らしさ―ソーシャル・インテンシティ・シンドローム(SIS) ほか)
2 原因(船頭のいない家族―父親不在;問題だらけの学校;環境の変化 ほか)
3 解決法(政府ができること;学校ができること;両親にできること ほか)

著者等紹介

ジンバルドー,フィリップ[ジンバルドー,フィリップ] [Zimbardo,Philip]
スタンフォード大学心理学名誉教授。エール大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学でも教鞭をとる。米国心理学会会長、スタンフォード対テロリズム総合政策教育研究センター所長を歴任。『ルシファー・エフェクト』(2015年、海と月社、ウィリアム・ジェイムズ・ブック賞)、『迷いの晴れる時間術』(2009年、ポプラ社)などがある

クーロン,ニキータ[クーロン,ニキータ] [Coulombe,Nikita D.]
ファインアートと心理学をコロラド大学で学んだあと、ジンバルドーのもとでアシスタントとして働き、ジンバルドーとともに様々なプロジェクトに参加している

高月園子[タカツキソノコ]
翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部史学科卒業。在英25年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

82
「ポルノとゲーム」が2大悪とのこと。一方で視点を変えると、この2大悪とされている「ポルノとゲーム」は「ビッグビジネス」とも捉えることができるのではないかと思います。つまり、制御困難な男子の欲求(≒本能)をついたビジネスは、衰退するどころか益々発展していくのではないかと思います。やれやれ困ったもんだ。2024/02/19

なかしー

50
感想が書きづらいので再度したがうまくまとまらない。 メインテーマとしてはネットポルノ、ゲームの依存性、弊害(社会的、恋愛的、人間的)、対策(社会、家族、本人)などについて。 他のレビューでも見られたが、男性劣化社会と言うニュアンスは私も微妙に違うような気がした。 結論としては男性にポルノを見るな、ゲームに取られる時間を把握して程ほどに調整しろ。もっと外部(現実の人)と交流しろ、身体を動かして健康的な生活を送れと言う間違ってないけどなんか釈然としない感覚を得た。2019/02/02

道楽モン

48
頑張れ男子諸君! という掛け声も虚しく、先進国では世界的に、男子の劣化が加速度的に進んでいる。原因はゲームとポルノ。この身も蓋もない指摘は商業的な煽りではなく、データに裏付けされた深刻な事態への警鐘だ。下世話な邦題タイトルに反して、その悪徳に淫している生物学的な理由、社会学的な閉塞要因を詳細に解説いるのが本書である。旧来の社会的要請である男らしさという幻想は、むしろ現代では男子の希望も自信も打ち砕く厳しい圧力となる。ではどうすれば良いのかという指針が後半にて展開されている。我々はどこで道を誤ったのだろう。2024/09/05

キムチ

46
進歩し続けるはず・・だった社会。行きつく先はネットに依存し社会につながる術を見失っていく姿だった。著者はスタンフォード大とコロンビア大の教授の男女。症状・原因・解決策の3パートに分かれ論理展開。読み始めは面白かった・・思わずうんうん頷く。行動心理学・社会学生理学などを駆使しつつ、男女の比較論のもとにもっぱら男性に焦点を当てていく。米国の末期的症状と嘆くものの、何やら本質は日本の今と酷似している。もっとも肥満の程度はかなりこちらの方が緩やかだが。中盤で余りの現象網羅となり かなり焦点ぼやけの感あり。2017/11/08

たまきら

44
読み友さんの感想を読んで。…読み始めて既視感を覚え調べたら、あの悪名高い刑務所実験をした学者じゃないですか…(スタンフォード監獄実験で検索してみて下さい…)。70年代から学生を虐待するような実験をしてきた90過ぎの重鎮学者が、芸術系のアシスタント女性と共著している「近頃の若者は」本って…。あなたみたいな学者が一線を退いて、後進に場を与えてあげればいいんじゃない?と思ってしまう自分がいました。読み物としては面白かったです。2024/10/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12093384
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品