出版社内容情報
伝説的武術家、王郷齋により示された、人間本来の「自然」を発
見する道。韓氏意拳を伝える師との対話と稽古から思索を辿る。「ある」ことはわかっても、それが何であるのか、はっきりとはわからない。
あるから感じられるけれども、「未知」であることは言語化できない。
中国の伝説的武術家、王?齋によって示された、
人間本来の「自然」を発見する道とは。
光岡英稔氏との出会いから、韓氏意拳を学び始めた著者が、
稽古の日々から思索を辿る。
全面的に改訂を行い、光岡氏との対談などを新たに収録した新装増補版。
【推薦】赤坂真理氏
ただ生きていることを
ありのままに受け止められたら、
「生きる」とは、全くちがう
体験になるだろう。
【推薦】内田樹氏
武道の身体技法はつきつめると
時間・記憶・自我についての哲学的考察に収斂する。
武道の哲学と哲学する武道の漸近線をたどる
意欲的な試み。
【解説】甲野善紀氏
――はっきり言って、私は現代に書かれた武術・武道関係の本で、
これほど人間の深みについて考えさせられた本は記憶にない。
(解説より)
はじめに
第1章 韓氏意拳は武学を目指す
第2章 感覚は世界をリアルに伝える
第3章 確認から体認へ
第4章 站椿――能力を求める仮の方法
第5章 時間と記憶
第6章 限りない自由を得るために
巻末対談:私たちはどこへ戻ればよいのか 光岡英稔×尹雄大
おわりに
参考文献
解説:韓氏意拳は身体のマニュアル化に抗う 甲野善紀
尹雄大[ユンウンデ]
1970年、神戸生まれ。テレビ番組制作会社、出版社を経てライターに。インタビュー原稿やルポルタージュを主に手がける。
10代で陽明学の「知行合一」の考えに触れ、心と体の一致をさぐるために柔道や空手、キックボクシングを始める。
1999年、武術研究家の甲野善紀氏に出会い、松聲館に入門。2003年、光岡英稔氏に出会い、韓氏意拳を学び始める。
主な著書に『やわらかな言葉と体のレッスン』(春秋社)、『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)、『子どもが語る施設の暮らし』(共著、明石書店)などがある。
光岡英稔[ミツオカヒデトシ]
1972年岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会会長。国際武学研究会代表。多くの武術・武道を学び11年間ハワイで武術指導。
共著に内田樹との『荒天の武学』(集英社新書)、甲野善紀との『武学探究』『武学探究 巻之二』(冬弓舎)等。
内容説明
「ある」ことはわかっても、それが何であるのか、はっきりとはわからない。あるから感じられるけれども、「未知」であることは言語化できない。中国の伝説的武術家、王〓(きょう)齋によって示された、人間本来の「自然」を発見する道とは。光岡英稔氏との出会いから、韓氏意挙を学び始めた著者が稽古の日々から、思索を辿る。
目次
第1章 韓氏意拳は武学を目指す
第2章 感覚は世界をリアルに伝える
第3章 確認から体認へ
第4章 站椿―能力を求める仮の方法
第5章 時間と記憶
第6章 限りない自由を得るために
著者等紹介
尹雄大[ユンウンデ]
1970年、神戸生まれ。テレビ番組制作会社、出版社を経てライターに。インタビュー原稿やルポルタージュを主に手がける。10代で陽明学の「知行合一」の考えに触れ、心と体の一致をさぐるために柔道や空手、キックボクシングを始める。1999年、武術研究家の甲野善紀氏に出会い、松聲館に入門。2003年、光岡英稔氏に出会い、韓氏意拳を学び始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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