「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり

「ポスト真実」時代のネットニュースの読み方

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月03日 04時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969569
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

偽ニュースにはだまされない! 元日経新聞記者が伝授する、玉石混淆のネットメディアから正しい情報を読み取る方法ニュースは今や、紙でもテレビでもなく、ネットで読む時代になった。一方、キュレーションメディアの盗用問題や、アメリカ大統領選時に顕在化した偽ニュース問題などで、ネットニュースの信頼性は大きく揺らいでいる。こうした「ポスト真実」の時代にネットのニュースを正しく読むためには、固有のリテラシーが必要になる。それぞれのメディアの特徴を理解し、使い分け、ネット情報を正確に読み解くためのノウハウ、リテラシーを、日経新聞の記者を15年務めた著者が、その経験知を基に解説する。

1章 ネットで変わったジャーナリズム
■1 ジャーナリズムの本質的な変化
■2 メディアが提供する7つの価値
■3 メディアと世論

2章 ネット情報を利用する前に
■4 「ワンストップ」の落とし穴
■5 活字離れは本当か
■6 ネットは訂正を前提としたメディア
■7 報道の限界を知る

3章 ネット情報の利用術
■8 メディアを生態系として捉える
■9 裏をとる
■10 「裏」情報の罠
■11 教材としての「紙媒体」
■12 ネットにない情報の重要性

4章 高度な読み方、活用法
■13 「たとえ話」で考える──ネットは自分の頭脳じゃない
■14 スタンスを決めてネット情報を読む
■15 インターネットと議論
■16 「報じる側」と「報じられる側」を体験する

5章 メディアのこれから
■17 「紙からネットへ」という変化の本質
■18 ネットの信頼性をめぐる問題


松林薫[マツバヤシカオル]
1973年、広島市生まれ。京都大学経済学部、同修士課程を修了し1999年に日本経済新聞社に入社。東京と大阪の経済部で、金融・証券、年金、少子化問題、エネルギー、財界などを担当。経済解説部で「経済教室」や「やさしい経済学」の編集も手がける。2014年10月に退社。2014年11月に株式会社報道イノベーション研究所を設立。2016年4月より関西大学総合情報学部特任教授(ネットジャーナリズム論)。著書に『新聞の正しい読み方──情報のプロはこう読んでいる!』(NTT出版)がある。

内容説明

ニュースは今や、紙でもテレビでもなく、ネットで読む時代になった。一方、キュレーションメディアの盗用問題、アメリカ大統領選時に顕在化した偽ニュース問題で、ネットニュースの信頼性は大きく揺らいでもいる。こうした「ポスト真実」の時代にニュースを正しく読むためには、固有のリテラシーが必要だ。それぞれのメディアの特徴を理解し、使い分け、ネット情報を正確に読み解くためのノウハウを、日経新聞の記者を15年務めた著者が、その経験知を基に解説。もう偽ニュースにはだまされない!

目次

1章 ネットで変わったジャーナリズム(ジャーナリズムの本質的な変化;ネットの信頼性をめぐる問題;メディアが提供する7つの価値;メディアと世論)
2章 ネット情報を利用する前に(「ワンストップ」の落とし穴;活字離れは本当か;ネットは訂正を前提としたメディア;報道の限界を知る)
3章 ネット情報の利用術(メディアを生態系として捉える;裏を取る;「裏」情報の罠;教材としての「紙媒体」;ネットにない情報の重要性)
4章 高度な読み方、活用法(「たとえ話」で考える―ネットは自分の頭脳じゃない;スタンスを決めてネット情報を読む;インターネットと議論;「報じる側」と「報じられる側」を体験する)
5章 メディアのこれから(「紙からネットへ」という変化の本質)

著者等紹介

松林薫[マツバヤシカオル]
1973年、広島市生まれ。京都大学経済学部、同修士課程を修了し1999年に日本経済新聞社に入社。東京と大阪の経済部で、金融・証券、年金、少子化問題、エネルギー、財界などを担当。経済解説部で「経済教室」や「やさしい経済学」の編集も手がける。2014年10月に退社。2014年11月に株式会社報道イノベーション研究所を設立。2016年4月より関西大学総合情報学部特任教授(ネットジャーナリズム論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

22
ネット上で我が世の春を謳歌しているポータルサイトとキュレーションサイト。しかしそこでは新聞記事、雑誌記事、ネット専門メディアそして個人ブログまで様々なものが同列に扱われている。しかしそれぞれビジネスモデルやコンテンツの特徴が異なるものであり、決して同列には扱えない代物だ。だから本来キュレーションサイトとは、それぞれの媒体の差異を熟知しており、コンテキストを見抜く眼力を備えた人物が閲覧すべき高度なサイトである。だが実際には情報リテラシーに劣る人々の閲覧比率が高く、そのことがネット発の混乱を招いているのだ。2018/09/18

ophiuchi

19
この本で述べられている民主主義のあるべき姿は、私の考えと一致している。かつては「読み物」であった新聞が信頼度の高い情報源として認められていったように、インターネットも成熟していくだろうという知見は、指摘されてみれば最もだと思うが、これまでになかった希望に繋がるものだと感じた。2017/07/14

Piichan

7
既存メディアへの反発は、既存メディアの独占性(東京や県庁所在地への一極集中、記者クラブ制度、大卒者ばかり採用、クロスオーナーシップ)の大きさから来ていて、ネットメディアは独占性のないメディアとして期待が大きかったのだと思います。しかしネットメディアが信頼性の低さでネットユーザーの期待を裏切ったいま、既存メディアは独占性を改めて読者・視聴者に寄りそう姿勢が求められているのではないでしょうか。 2017/05/06

しゅー

6
★★奇をてらわず、伝統的な理論で丁寧に整理されている。「実際、ネット上で起きている問題の大半は、伝統的なジャーナリズム論でマスコミ自身の課題として議論されてきたものです」「~マルクーハンが本と新聞を対比している部分は、『本』を『新聞』、『新聞』を『ネット』に置き換えると、しっくりくることが少なくありません」切り口として「『活字離れ』の『活字』は何を意味していたか」や「『未完成』でもリリースする文化」、そして自分のスタンスを意識するための3つの軸(理性↔伝統、自由↔統制、弱者保護↔優勝劣敗)が印象に残った。2020/06/27

あんすこむたん

5
メディアの関係性について、述べた本。今までの見方と違うものが見えてくるし、大事なものが分かる。2018/08/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11592742
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品