古本の時間

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古本の時間

  • 内堀 弘【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 晶文社(2013/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794969118
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

数知れない古本との出会い。多くの作家やファンとの交流。古本の醍醐味と業界の仲間たちを温かい眼差しで描く珠玉の古本エッセイ集。

振り返ってみると、東京の郊外で詩歌専門の古書店を開いたのは三十年以上も前のことになる。最近は若い人たちから「古本屋になりたい」。こんな相談がもちこまれ
るようになった。自分の年齢を感じるようになり、同時に、店にたどり着いた古本の数々、落札できなかった多くの古本の顔も浮かんでくる。テラヤマを買った日。山口
昌男と歩いた神保町の夜。夭折の詩人・塩寺はるよの足跡を追った日々……。そして、やさしかった同業者の死を悼む夜が少し多くなっている。
 伝説の古本屋「石神井書林」の日録、第2弾!

?T 降ってくる“虹の破片”を買って(二〇〇二~二〇〇五)
 日録・殿山泰司と沢渡恒
 神保町と山口昌男さん
 テラヤマを買う
 読書日和――本作りの現場の本
 追悼 岩森亀一(古書店・三茶書房店主)
 古本屋の雑記帳
 コルシカさんのこと

古書肆の眼・日録(?T)

?U まるで小さな紙の器のように(二〇〇六~二〇〇九)
  吹きさらしの日々――『古本屋残酷物語』を読んで
  日記の中の――『ある古本屋の生涯』を読んで
  ちくまの古本
  古本屋大塚書店
  優れた火災の完了――詩人塩寺はるよ
  あのとき、あの場所の一冊――中勘助『飛鳥』
  まるで小さな紙の器のように――詩集の古本屋
  消えた出版社を追って
  岩佐東一郎のこと――『書痴半代記』解説
  深夜食堂

古書肆の眼・日録(?U)

?V 驚くような額を入札し、それでも買えない(二〇一〇~二〇一三)
  古本の時間
  四十一年前の投稿欄――詩人 帷子耀
  ドン・ザッキーの背中――『ある「詩人古本屋」伝』
  『彷書月刊』のこと
  追悼・田村治芳(『彷書月刊』編集長・なないろ文庫ふしぎ堂店主)
  書物の鬼
  冬の音
  年末年始古本市場日記(二〇一二~二〇一三)

古書肆の眼・日録(?V)

あとがき

【著者紹介】
1954年神戸生まれ。青山学院大学中退。東京は石神井で詩歌専門の古書店「石神井書林」を営む。著書に『石神井書林日録』(晶文社)、『ボン書店の幻――モダニズム出版社の光と影』(ちくま文庫)など。

内容説明

数知れない古本との出会いと別れ。多くの作家やファンとの交流の歴史。古本の醍醐味と業界の仲間たちを温かい眼差しで描く珠玉の古本エッセイ集。古本と業界の秘話が満載。

目次

1 降ってくる“虹の破片”を買って―二〇〇一~二〇〇五(日録・殿山泰司と沢渡恒;神保町と山口昌男さん;テラヤマを買う ほか)
2 まるで小さな紙の器のように―二〇〇六~二〇〇九(吹きさらしの日々―『古本屋残酷物語』(志賀浩二著)
日記の中の古本屋―『ある古本屋の生涯』(青木正美著)
ちくまの古本 ほか)
3 驚くような額を入札し、それでも買えない―二〇一〇~二〇一三(古本の時間;四十一年前の投稿欄―詩人帷子耀;ドン・ザッキーの背中―『ある「詩人古本屋」伝』(青木正美著) ほか)

著者等紹介

内堀弘[ウチボリヒロシ]
1954年神戸生まれ。青山学院大学中退。東京は石神井で詩歌専門の古書店「石神井書林」を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

45
古本や古本屋についてのエッセイ。出てくる本とは守備範囲が違うため、題名や著者に馴染みの無い物が多かったが、本というものに対する独特の価値観を人が持つ事はよくわかる。ゲームや車と中古が流通する市場というのは多々あるが、古本っていうのはそれらとちょっと違うんだよなあ。本に物質以上の価値を見出しているというか…という事を読みながら考えさせられる。プライベートプレスや少部数出版についても書かれていて、そこからは出版社や読者の独特の情念みたいなものが感じられた。個人的にはそういう中にいい本が多いように思えるし。2013/10/04

まる

12
失ったものは多いかもしれないけど、その分、きっと新しく何かがあるんじゃないかなと、ちょっと考えてみたいと思いました。私はこんな古本屋に行ったことはないし、今後も行く機会はないと思う。でも、ワガママなことにこういうところがなくなってほしくないと思う。2014/04/01

読書実践家

9
読み応えのある本だった。古本の魅力について。本好きにはたまらない、古書店めぐりと新たな本との出会い。2016/03/01

moonanddai

6
今まで何冊か古本屋さんが書いた本を読ませていただきました。そこでは「古本屋」の喜怒哀楽みたいなものが伝わってきたような気がしますが、この本では、「本」そのものの喜怒哀楽のようなものを考えさせられました。本は、それを書く人はもちろん、どのような本にするか装丁などを考える人、そしてそれを出版しようとする人、様々な人の思いが込められていることを感じました。特に小出版社の人(これが単数形というのが驚き)の情熱などは、これまであまり考えてはいなかったことです。私のささやかなコレクションも内容をもう少し考えよう。2015/12/13

Christena

5
古本の世界の奥深さ、マニアックさがよくわかります。全然知らないことばかりだけど、本好きには魅力的な世界。また神保町あたりで、古本屋巡りをしたくなった。本の山を見てるだけで楽しいですね。2013/11/08

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