出版社内容情報
版画家生活30年の元格闘家が、宮沢賢治とともに敬愛する種田山頭火の俳句とのセッションを試みた“大人の男の絵本”。
版画家生活30年の元格闘家が、宮沢賢治とともに敬愛する種田山頭火の俳句とのセッションを試みた“大人の男の絵本”。
一度は格闘技の世界に身を投じるも、33歳で網膜はく離と緑内障を併発し、目が見えているうちに何かを残したい…と独学で版画を始めた著者。詩的で寂寥感漂う、ストレートな作風は年々多くのファンを獲得している。
【著者紹介】
1949年、盛岡市生まれ。版画家・ギタリスト。1989 年、岩手芸術祭版画部門大賞受賞。1991年、第12 回日本グラフィク展(佳作)。2004年、第54 回日本観光ポスターコンクール金賞受賞(JR東日本 盛岡キャンペーン)。盛岡冷麺の有名店“ ぴょんぴょん舎” のパッケージも長年手掛けている。著書に『賢治のトランク』(河出書房新社)がある。
著者等紹介
大場冨生[オオバトミオ]
1949年盛岡市生まれ。1967年県立盛岡第四高等学校卒業。1991年岩手芸術祭版画部門大賞。第12回日本グラフィック展佳作。2004年第4回日本観光ポスターコンクール金賞(国土交通省)。2001年岩手日報社カルチャー版画教室講師(~2011年)
種田山頭火[タネダサントウカ]
本名種田正一(たねだしょういち)。1882年(明治15年)~1940年(昭和15年)。山口県出身。旧制山口中学(現・山口県立山口高等学校)から早稲田大学文学部に入学するが、神経衰弱のため中退。10代中頃から俳句に親しみ、28歳ごろから“山頭火”を名乗り始める。家族および自身の悲劇的な出来事の後、禅僧となる。1925年から西日本を中心に托鉢僧として旅する。句作を続け、旅先から俳句誌に投稿した。自由律俳句のもっとも著名な俳人のひとりと称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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