出版社内容情報
坂口恭平、板井榮雄、伊藤比呂美……『逝きし世の面影』の著者が、まぎれもなく、その人の場所を持っている人びとを尋ね歩く。
1 どこにも属せないから、世界をつくる
建築家・作家の坂口恭平さん
2 一対一で伝える力を信じたい
「橙書店」店主の田尻久子さん
3 ハーンの気持ちがわかってきた
アラン・ローゼンさん
4 分からない言葉の世界にひかれる
長崎書店・児玉真也さん
5 一九四五年のリアリティーで生きているんです
画家・板井榮雄さん
6 私がいいと思ったプロヴァンスを阿蘇につくった
レストラン経営・田中啓子さん
7 喫茶「カリガリ」は熊本の文化人のたまり場
元店主の磯あけみさん
8 農業をやりながら絵を描く
農家兼画家・池田道明さん
9 私たちは、絶滅しかけている?
詩人・伊藤比呂美さん
あとがき
【著者紹介】
渡辺京二(わたなべ・きょうじ) 1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文科教育研究所主任研究員。熊本市在住。 著書に『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)、『万象の訪れ』(弦書房)、『黒船前夜』(洋泉社、大佛次郎賞受賞)、『無名の人生』(文春新書)、『女子学生、渡辺京二に会いに行く』(津田塾大学三砂ちづるゼミと共著、文春文庫)など多数がある。
内容説明
外れても、流れても、引きこもっても、生きられる場所はいろいろあるものだ―。作家、書店員、画家、レストラン経営者、農家、詩人…小さいが、まぎれもない場所を持つ人々を、『逝きし世の面影』の著者、渡辺京二が訪ねる。
目次
1 どこにも属せないから、世界をつくる―建築家・作家の坂口恭平さん
2 一対一で伝える力を信じたい―「橙書店」店主の田尻久子さん
3 ハーンの気持ちが分かってきた―英米文学教授・アラン・ローゼンさん
4 分からない言葉の世界にひかれる―長崎書店・児玉真也さん
5 一九四五年のリアリティーで生きているんです―画家・板井榮雄さん
6 私がいいと思ったプロヴァンスを阿蘇につくった―レストラン経営・田中啓子さん
7 喫茶「カリガリ」は熊本の文化人のたまり場―元店主の磯あけみさん
8 農業をやりながら絵を描く―農家兼画家・池田道明さん
9 私たちは、絶滅しかけている?―詩人・伊藤比呂美さん
著者等紹介
渡辺京二[ワタナベキョウジ]
1930年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文科教育研究所主任研究員。著書に『北一輝』(ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞)、『黒船前夜』(洋泉社、大佛次郎賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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