出版社内容情報
古民芸は著者の眼を通し、現代に息を吹き返す。今の工人たちの作は、日々暮らしの友である。新旧の愛着の品を披露する珠玉のエッセイ
時にデザインされたかのような古民芸や骨董は、著者の眼を通して、現代に息を吹き返す。それらは、不思議な新しさと美を備えている。そしてもくもくと一途にモノを作り続けている現代の工人たちの作は、日々暮らしのなかで座辺を飾る友でもある。新旧の愛着の品を写真とともに披露する珠玉のエッセイ
まえがき
1章 民芸
冬ナクバ春ナキニ
鶴文夜着
袖樽
李朝の鍮器
御幣、切子、網飾り
埴輪・唄う巫女
OJ人形
李朝白磁盃
粉青沙器注器
鉄釉小土瓶
ノルマンディのジャグ
英国ガラス酒瓶
エクアドルの土偶
東北の土人形
スレート
マタギの持ち物
石亀
亀型煙硝入れ
アフリカの占い盆
朝鮮の蓮
堤の水甕
スピリットフラスク
古武雄の蝶文大徳利
韓国の枕
出雲の古布
藍絵の皿
神棚
刀の鞘
脱衣婆
絵馬
にぎにぎ
堅手鉄絵草文徳利
イコン
レクィエム
イギリスの水くみ
布志名窯の大徳利
宗像大社と天神様
青山と柳と猪口
2章
内容説明
時にデザインされたかのような古民芸や骨董は、著者の眼を通して、現代に息を吹き返す。それらは、不思議な新しさと美を備えている。そしてもくもくと一途にモノを作り続けている現代の工人たちの作は、日々暮らしのなかで座辺を飾る友でもある。新旧の愛着の品を写真とともに披露する珠玉のエッセイ。
目次
1章 民芸(冬ナクバ春ナキニ;鶴文夜着;袖樽;李朝の鍮器;御幣、切子、網飾り ほか)
2章 Mingei(大塚茂夫さんの白い家;小高千繪さんの白磁;石川雅一氏の浅鉢;井上泰秋、尚之の作陶;松田米司親方の仕事 ほか)
著者等紹介
尾久彰三[オギュウシンゾウ]
1947年生まれ。古民芸研究家。早稲田大学大学院文学研究科美術史学科修士課程修了。2009年まで日本民藝館学芸員。武蔵野美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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