江戸の人になってみる

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794968524
  • NDC分類 386.136
  • Cコード C0095

出版社内容情報

駒込の富士塚、鷲神社の酉市……『絵本江戸風俗往来』を片手に江戸を追体験。エッセイストが誘う江戸案内にして、年中行事カレンダー

はじめに

お江戸の一年
1 浅草寺の花祭 春爛漫の隅田川、信仰と遊興と、潅仏会の賑わい、お稚児さんの列、五香水から甘茶へ、虫よけのおまじない、仲見世や奥山では

2 身近な冨士詣 川開きはもともと慰霊祭、富士詣の出立、町なかの山開き、われもわれもと富士塚へ、溶岩あり浅間社あり、いっとき江戸に八百八講、灰を降らせた大噴火も、駒込富士の変わった由来、六月一日は氷の朔日

3 御用祭の夏 納涼の夜店いろいろ、山車が市中を練り歩く、家康様の産土神、町衆の晴れ姿、行列はお城に入れる、将軍様がご上覧、春や秋の祭との違い

4 秋はお月見 米の相場の決まる八月、 向島百花園とスカイツリー、 団子作りは未明から、里芋との深いかかわり、農事から遠ざかっても、郊外に遊ぶ季節、十三夜も欠かさずに、二十六夜待ちのどんちゃん騒ぎ

5 火事と喧嘩が華なのは 十月最初の亥の日、深川に移った材木置き場、瓦屋根と土蔵で守る、長屋はとても燃えやすい、臥煙・加賀鳶・いろは組、持ち場をめぐる争い、家を壊して延焼を止める、宵越しの銭を持たないのは

6 歳末近き酉の市 顔見世の頃、田圃の中の「見栄の場所」、鷲神社で繁盛祈願、熊手の大きさを誇る、福運を「?きこむ」、 粋にご祝儀、三本締め、縁起物の八つ頭・粟の餅、市の起こり

7 お正月を迎える 十二月八日が「お事はじめ」、松飾は鳶に頼んで、雑煮・福茶・鏡餅、年内に春が来る、初登城の風景

8 初午の稲荷神社へ 伊勢屋と並んで多いもの、地口画を行灯にして、千束稲荷に残る「またぎ」、だじゃれや歌舞伎のもじりなど、笑いとコミュニケーシーン、識字率の支える媚薬、凧絵師の守る伝統

9 寺子屋へ入門 貸本屋は大はやり、六つの年に机持参で、いろはから「源平藤橘」、机の向きも科目もばらばら、折手本をまね反復学習、往来物は用語例文集、道徳から高等数学まで、個別教育から一斉教育へ、 「国民」を育成する近代、明治維新後も存続、「自然の子」と師弟愛


お江戸の一日

一日のはじまり、ごはんの支度、着るもの、化粧、髪をセット、仕事に出よう、家事をするうち昼下がり、井戸とトイレ、お風呂でスキンケア、たまの息抜き、そろそろおやすみ、病のときは

【著者紹介】
1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。なにげない日常を切り取った、柔らかく知的なエッセイは、多くの読者の共感を呼んでいる。著書は多数。『幸せは97%で』(中公文庫)、『「和」のある暮らししています』(角川文庫)、『俳句、はじめました』『俳句、はじめました 吟行修業の巻』(KADOKAWA/角川学芸出版)、『東京花散歩』(亜紀書房)など。

内容説明

「宵越しの金」はいらない?長屋での一人暮らしは快適?今の時代と、どちらが楽しそう?駒込の富士塚、山王祭、お月見、鷲神社の酉の市…『絵本江戸風俗往来』を片手に江戸を追体験。エッセイストが誘うお江戸案内にして、年中行事カレンダー。

目次

1 お江戸の一年(浅草寺の花祭;身近な富士詣;御用祭の夏;秋はお月見;火事と喧嘩が華なのは;歳末近き酉の市;お正月を迎える;初午の稲荷神社へ;寺子屋へ入門)
2 お江戸の一日(一日のはじまり;ごはんの支度;着るもの、化粧;髪をセット;仕事に出よう;家事をするうち昼下がり;井戸とトイレ;お風呂でスキンケア;たまの息抜き;そろそろおやすみ;病のときは)

著者等紹介

岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

71
前半よりも後半が楽しめた。これを読んだあとは時代小説をよりいっそう楽しめる気がする。江戸時代の時間の使い方はとても興味深かった。炊きたてご飯は朝食べるのにはビックリ。壁が薄いし、トイレもプライバシーに欠けるような状況でも、長屋の暮らしはお互い様精神で和気藹々…と接する事ができるのかもなぁ。昔の人は、意外と開けっぴろげ?物も少なく水回りもない生活は掃除の手間が省けて楽だったろうな。江戸の人のシンプルな暮らしぶり。そして中食の発達。意外と快適な部分もあったのかもなぁ。現代でも江戸の人の精神を真似てみたくなる。2016/12/03

ぶんこ

34
東京下町育ちなので「お江戸の一年」の歳時記とも言える行事に馴染みが多く、また俳句に興味も持てなかったので、軽く読み飛ばしました。 「お江戸の一日」も、山本一力さんの小説を読んでいたので、ある程度は想像出来る事。 長屋の様子のイラストは面白かったです。 ちょっと物足りなくはありましたが。2015/02/09

Willie the Wildcat

28
歳時、ひねもす。風物や心のあり方を通した文化の振り返り。1つ挙げるなら、やはり「酉の市」。日本の師走が、ただただ恋しい・・・。著者の軽妙な語り口が、”旅”の醍醐味を増す!(笑)文字通り、花より釜飯屋?!火事、疫病、飢饉など、日夜晒される様々な危険。神頼みの気持ちもわかるなぁ。無病息災!蛇足ですが、「言問団子」に「芋頭」・・・?ググリました。(汗)2014/10/30

みさどん

22
常体と敬体が混じっていたのは読みづらかった。あくまでもおしゃべりの形をとってらっしゃったのかな。前半は現在と昔が入り交じり、はっきりしない描写が多かったけど、後半は楽しめた。大火による焼失が多く、病気などで短命ということもあり、今日という日を大切に生きようとする思いが一番だったことからも江戸の活気が想像できる。自殺など少なかったのでは。生活の香りや喧騒、子ども達の様子、外国人から見た江戸の良さなど、意外な視点があって面白かった。長い髪は大変で、化粧は危険、歯は面倒、女性の着飾る気持ちはいつの世も厄介。2016/01/04

なにょう

17
なんでも使い回して気軽なお江戸の暮らし。だが、庶民は着物は持ってせいぜい2、3枚。朝にご飯を炊いてあとは残り物。火事、流行り病は怖いよう。神さまに無事を祈ることしかできない。人の生命は四十まで生きられれば御の字。だから、子どもは大切に可愛がられた。★江戸にまつわるあれこれ。後半の1日の暮らしを再現した部分は面白かった。2020/09/20

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