ヨガを科学する―その効用と危険に迫る科学的アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794967978
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ヨガ人口100万人超のブームの中、ピューリッツァー賞作家が実践と調査から科学的に斬り込んだ、正しいヨガを選ぶための必読の書。

あなたのヨガ、だいじょうぶ?

日本では既に100万人を超えたヨガ実践者。これほどのヨガ人気にもかかわらず、ヨガ先進国のアメリカでも日本でも、ヨガの効果や、ましてやその危険性にまで科学的に斬り込んだ書籍はなかった。実際は歴史ある伝統的なワークだからこそ、そこには迷妄も潜んでいる。
たとえば、ヨガといえばダイエットの代名詞だが、科学的には逆効果の可能性も示唆されている。それ以外にも、ケガや病気につながる可能性も厳しく検証されなければならない。
空前のヨガブームで様々なスタイルのヨガが乱立するなか、本当に安全で効果のある《正しいヨガ》を選ぶにはどうすればよいのか? 
ピューリッツァー賞作家が、自身の40年以上のヨガ実践と緻密な調査から俗説の虚実を暴き、科学的に斬り込んだ。
始めたい人にも、実践している人にも、教えている人にも、雨後の筍のように様々なヨガが乱立する今だからこそ、客観的に検証する視点が必要とされている。
《正しいヨガ》を選ぶための資料として、「ヨガにかかわる主要人物」や「さまざまなヨガのスタイル」の解説付リストや、発祥から現代的展開までの「ヨガに関する年表」、
さらに深く学ぶための「ヨガの科学と歴史に関する推奨図書」が紹介されている。

ヨガにかかわる主要人物
さまざまなヨガのスタイル
ヨガに関する年表

プロローグ
1 ヨガで健康になれるのか?
2 ヨガでダイエットはできるのか?
3 ヨガで気分はリフレッシュするのか?
4 ヨガでの損傷のリスクは高いのか?
5 ヨガによる治癒は可能なのか?
6 ヨガで性的能力は向上するのか?
7 ヨガで芸術的才能は開花するのか?
エピローグ

ヨガの科学と歴史に関する推奨図書
原注
参考文献
謝辞

【著者紹介】
ヨガ歴40年。『ニューヨーク・タイムズ』紙の上級記者として1面記事を何百編も執筆する傍ら、科学ジャーナリストとして30年以上にわたって活躍し、出版界やテレビ界の主要な賞をすべて受賞。『タイムズ』誌の同僚とともにピューリッツァー賞を2回、エミー賞やデュポン賞も受賞している。これまでに7冊の書籍を刊行し、代表作には『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストNo.1に輝いた『バイオテロ!――細菌兵器の恐怖が迫る』(朝日新聞社、2002年)がある。妻とともにニューヨーク近郊に暮らし、太陽礼拝を満喫している。

内容説明

既に100万人を超えた日本のヨガ人口。空前のヨガブームの中で、本当に安全で効果のあるヨガを選ぶには?ピューリッツァー賞作家が俗説の虚実を暴き、科学的に斬り込む。

目次

1 ヨガで健康になれるのか?
2 ヨガでダイエットはできるのか?
3 ヨガで気分はリフレッシュするのか?
4 ヨガでの損傷のリスクは高いのか?
5 ヨガによる治癒は可能なのか?
6 ヨガで性的能力は向上するのか?
7 ヨガで芸術的才能は開花するのか?

著者等紹介

ブロード,ウィリアム・J.[ブロード,ウィリアムJ.][Broad,William J.]
ヨガ歴40年。『ニューヨーク・タイムズ』紙の上級記者として1面記事を何百編も執筆する傍ら、科学ジャーナリストとして30年以上にわたって活躍し、出版界やテレビ界の主要な賞をすべて受賞。『タイムズ』誌の同僚とともに、ピューリッツァー賞を2回、さらにエミー賞やデュポン賞も受賞している。これまでに7冊の書籍を刊行し(共著を含む)、代表作には『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストNo.1に輝いた“Germs:Biological Weapons and America’s Secret War”(Simon & Schuster,2001)(邦題『バイオテロ!―細菌兵器の恐怖が迫る』朝日新聞社、2002年)がある。妻とともにニューヨーク近郊に暮らしている

坂本律[サカモトリツ]
ヨガ歴10年。米国サザン・コネチカット州立大学大学院心理学修士課程修了。心理測定や精神療法を中心に心理学、教育学の分野の翻訳、執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

6
自分が初めてヨガに接したのは1980年代初頭で、きっかけはクラシックの有名音楽家がヨガをやっているという音楽雑誌の記事だったのだけど、本書の265頁にストコフスキーやメニューインとヨガの関わりが書かれていて、斯界ではもっと前からヨガブームが起きていたのだなと納得。あと1979年初版のヨガの本では肩立ちのポーズもスキのポーズもそのまま床で行っているが、現行のポーズ集では肩の下に畳んだ毛布を敷いて頸椎が急角度に曲がらないようになっている。本書163頁~にある頸椎・脳へのリスクが知られるようになった結果かと。2021/03/09

Dokinko

2
ヨガを始めた入り口はダイエットでしたが、リラクゼーションや瞑想にシフトしていって、なんとなくヨガに胡散臭さを感じるようになって手に取った本でした。ヨガがこれほど奥が深いというか業の深いフィットネスとは思いませんでした。自分がヨガに何を求めるのかを見つめ直さないといけないと、少し混乱しています。最後に著者が、科学が様々なことを実証しても、科学が本質的に全貌を解明するものではないと念を押してました。結局はヨガに対する胡散臭さが増してしまいました。よく分からないものをやり続けるのも一興とするか。2017/02/16

ネオおしりいぬ

2
ヨガを科学するコミュニティの観察と言った感じで、ちょっと踏み込みが浅い2013/10/21

ろくしたん

1
ヨガの意外な一面などが分かる。多くの人にとっては、ポーズをとるストレッチ、くらいの認識しかないが、得られる効果など。2023/06/21

3000

1
伝統だけをありがたがる人にはついていけず、及び腰に。科学的な解説には、うさんくささを感じてしまう。何を信用すればよいのか判断しづらい中、体の変化は如実に現れるてくるのでうろたえてしまう・・・ヨガをはじめた人の中には、自らの哲学を試され続けるような感じを持つ人も多いと思う。バランスをとり続けようと考える人のために、よい材料となる一冊。結論を導くための母数が多いのか少ないのか、自覚的である点がよい。2013/08/17

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