原っぱが消えた―遊ぶ子供たちの戦後史

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原っぱが消えた―遊ぶ子供たちの戦後史

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794967466
  • NDC分類 384.5
  • Cコード C0095

内容説明

私たちの生活を根底から変えてしまった大転換期、それが一九六〇年代だった。街は変貌し、原っぱは失われ、路上から子供の姿が消えた。そのとき、私たちに何が起こったか?北杜夫や日影丈吉、唐十郎、奥野健男、寺田ヒロオ…さまざまな小説やエッセイ、マンガを、戦後日本の「原っぱの喪失」をめぐる証言として再発見し、物語って行く。雑草と土のにおいが街中に息づいていたあの頃。いつまでも仲間と遊び続けた、かつての子供たちの声をいまここに甦らせる、原っぱの精神史。

目次

1 原っぱが消えた(野原の切れっぱし;明治大正期の“閑地”で;戦前東京の原っぱで;戦後の「黄金の荒野」で;一九六〇年代・原っぱの受難;雑草は刈りそろえよ;地球のかけらに触れる;「泥汽車」が連れて行く先)
2 子供たちの遊び場の行方(昭和二十年代・「浮浪児の世代」;昭和三十年代前半・高度成長前夜;一九六〇年代・高度成長下で;一九七〇年代の遊び空間;少年マンガ・一九四七~七九年)

著者等紹介

堀切直人[ホリキリナオト]
1948(昭和23)年、横浜市生まれ。79年、『日本夢文学志』(冥草舎)でデビュー。その後は、大正~昭和10年代の作家・作品をフィールドとした文芸評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

2
原っぱから見た戦後の子供たちの生活。原っぱが次第になくなることで、子供立ちは思いっきり遊べなくなり、自由を失い、子供らしさを失っていった、とする著者の主張には、深く同意できる。私は田舎で育ち自然の中を自由に駆け巡ることができた。この本を読むと、それは幸運だったことが分かる。2011/09/10

星辺気楽

0
まともに生きるためには、学校よりも勉強よりも大事なことがたくさんある。2021/05/21

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