内容説明
私たちのからだには安らぎをもたらすシステムがそなわっており、オキシトシンという脳内物質がその重要な鍵をにぎっている。いま世界中の学者たちの注目を集めるオキシトシンのさまざまな効果を究明し、日常生活のなかで、その分泌をうながし、システムを活性化する方法を明らかにする。
目次
第1部 「安らぎと結びつき」システム(オキシトシン;私たちを取り囲む環境;バランスが肝心)
第2部 脳と神経系におけるオキシトシンの役割(体の制御中枢;オキシトシンの働くしくみ)
第3部 オキシトシンの効果(オキシトシン注射の効果;オキシトシンの木;授乳―オキシトシンが主役)
第4部 結びつき(オキシトシンと触覚刺激;オキシトシンとほかの感覚刺激;オキシトシンと性行動;オキシトシンと人間関係)
第5部 安らぎと結びつきを探求するさまざまな方法(マッサージ;食べること―内側からのマッサージ;タバコ、アルコール、その他の薬物;医薬品による安らぎと結びつき;体を動かすこととじっとしていること;私たちの内なるエコロジー)
著者等紹介
モベリ,シャスティン・ウヴネース[モベリ,シャスティンウヴネース][Moberg,Kerstin Uvn¨as]
医学博士。オキシトシンについての世界的検威のひとりで、ストックホルムのカロリンスカ研究所とウプサラのスウェーデン農科大学で研究をおこなっている。現在は同大学の生理学教授。四〇〇以上の研究論文があり、その研究業績は産科学、心理学、畜産学、理学療法、小児科学、小児発達学など幅広い分野に影響を与えている
瀬尾智子[セオトモコ]
1981年京都府立医科大学卒業。産婦人科勤務の小児科医として、産後のお母さんと赤ちゃんに関わってきた。母乳育児支援の専門家である国際認定ラクテーション・コンサルタントでもある
谷垣暁美[タニガキアケミ]
翻訳者。1988年から英米の小説やノンフィクションの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aloha0307
とある聖職志願者。
林克也
フィ
ひらぱー