出版社内容情報
「将軍」「皇帝」「仏像」など、異端のブリキアートを追い求めた秋山祐徳太子の初の書下ろし自伝。戦前の東京の下町の生活、戦後混乱期の少年時代、武蔵野美大の青春、全学連の闘士だった60年安保、ポップな行動としての「グリコ」パフォーマンスや75年知事選立候補の顛末など自らの人生と、赤瀬川源平、高梨豊らとの「ライカ同盟」や、種村李弘、山口昌男ら多くの仲間たちとの交流を、痛快なタッチで描く。
内容説明
ひたすら異端のブリキ・アートを追い求めた秋山祐徳太子の初めての書き下ろし自伝。戦前の東京下町の生活、戦後混乱期の少年時代、母と二人だけのユーモアに満ちた日々、武蔵美の青春、60年安保闘争、ポップ・アートの行動芸術としての「グリコ」パフォーマンスやあの75年都知事選立候補の顛末など、歩んできた人生を素直な筆致で描く。同時に、心温かい人生の先輩や多くの芸術仲間たちとの交流を爽やかに綴る。
目次
1 下町のポップ少年
2 マッカーサーを射殺せよ!
3 レーニンか大宮デン助か
4 安保と労働組合運動
5 ポップ・ハプニングはじまる
6 万博破壊共闘派の芸術蜂起
7 都知事選立候補の顛末
8 初めてのヨーロッパ旅行
9 魔性が棲む街の怪人たち
10 芸術はペニストロイカ
11 生命の勝ち組をめざして
著者等紹介
秋山祐徳太子[アキヤマユウトクタイシ]
1935年東京に生まれる。60年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)彫刻科卒。工業デザイナーとして大手電機メーカーに勤務。65年岐阜アンデンパンダン・フェスティバルに自分自身を出品。以後、ポップ・ハプニング(行為芸術)と称し、グリコなど動くポップ・アートを行う。75年、79年政治のポップ・アート化を目指し、東京都知事選に立候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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