ミュージカルが“最高”であった頃

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  • サイズ B6判/ページ数 458,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794967039
  • NDC分類 775
  • Cコード C0074

内容説明

ミュージカルのほんとうの面白さとは?『アニーよ銃をとれ』『マイ・フェア・レイディ』など世上名高い傑作だけでなく、『われ汝を歌う』『カンディード』など日本では知られていない名作をも精細に吟味し、そこにこめられた作者たちの工夫の数々をよみがえらせる。本書では、オペレッタやレヴューなどの先行藝能からはじめて、ミュージカルの洗練の歴史をたどり、その黄金時代を再現する。

目次

ミュージカルの誕生―『乞食のオペラ』
イギリスのオペレッタ―『軍艦ピナフォア号』
ミュージカルの先行藝能―ミュージック・ホール、ヴォードヴィル、レヴューなど
オペレッタからミュージカルへ(1)『踊る歳月』
オペレッタからミュージカルへ(2)『甘辛人生』
アメリカのオペレッタ―『ニュー・ムーン』
ミュージカルの確立―『ショー・ボート』
ミュージカルの成熟(1)『アニーよ銃をとれ』
ミュージカルの成熟(2)『われ汝を歌う』
ミュージカルとヨーロッパの感性―『闇の中の女』
ミュージカルと都会的シニシズム(1)『キス・ミー・ケイト』
ミュージカルと都会的シニシズム(2)『パル・ジョーイ』
パスティーシュとしてのミュージカル―『ボーイ・フレンド』
ミュージカルと田園的オプティミズム―『オクラホマ!』
ミュージカルと都会的オプティミズム―『野郎どもと女たち』
ミュージカルとヨーロッパ的オプティミズム―『マイ・フェア・レイディ』
ミュージカルとヨーロッパ的シニシズム―『カンディード』
ミュージカルと頽廃―『キャバレー』
黄金時代の終焉―『四十二番街』

著者等紹介

喜志哲雄[キシテツオ]
1935年兵庫県生まれ。京都大学教授を経て同大学名誉教授。専門は英米演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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