命のアサガオ永遠に―子を亡くした母の願いが骨髄バンクに実るまで

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794966797
  • NDC分類 916
  • Cコード C0047

内容説明

わずか7歳で白血病のため、この世を去った丹後光祐君。光祐君が残したアサガオの種を、母・まみこさんは捨てることができず、大切に慈しみ育てた。やがて、骨髄バンクの活動に参加するようになったまみこさんは、活動とともにアサガオの種を配りはじめる。種は、人から人へと感動とともに伝えられ、命の尊さを伝えるメッセージとなって、新潟から世界へと広がっていった。光祐君の死から10年―、まみこさんもガンの告知を受ける。息子と同じ抗がん剤の副作用と闘いながらも、命の限り種を配ろう、と心に誓うまみこさん。限られた日々を精一杯生きる、まみこさんの姿を通して、家族のあり方、生きる意味を問う。さわやかな勇気あふれる感動のドキュメント。

目次

第1章 咲き続ける命の花
第2章 駆け抜けたコウちゃんの七年間
第3章 受け継がれていく“命のアサガオ”
第4章 全国へ、世界へ広がる“命のアサガオ”
第5章“光祐の空”
第6章 告知再び
第7章 新たな一歩
第8章 一粒の種

著者等紹介

丹後まみこ[タンゴマミコ]
1958年、新潟県北蒲原郡黒川村生まれ。77年、新潟県立中条高等学校卒。81年、東京音楽大学音楽教育専攻卒。同年よりカワイ音楽教室ピアノ講師。83年、丹後鉄雄と結婚。93年、にいがた・骨髄バンクを育てる会運営委員就任。94年、同会中条支部代表。2001年、有限会社丹後鉄工役員就任。05年、にいがた・骨髄バンクを育てる会副会長に選出される

神津伸子[コウズノブコ]
1960年、東京都出身。83年、慶応義塾大学卒。シャープ(株)広報室勤務。87年、産経新聞社入社。社会部・文化部記者を経て95年、フリージャーナリストとして独立
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感想・レビュー

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Ken

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丹後光祐君は白血病で小学1年生(7歳)でこの世を去った。光祐君が育てていた朝顔、そのタネを通じて、母親のまみこさんが子供たちに思いやりと命の大切さを知ってもらうこと、骨髄バンクを普及させることを目的に、「こうすけの朝顔」→「命のアサガオ」の全国運動を展開。 光祐君が亡くなったのは1993年。その後の母の小さな取組みがTVや新聞に取上げられたり、秋篠宮紀子様の目に留まったり、また2000年には児童映画として脚光を浴びたりもした。(コメント欄につづく)2014/02/12

とさか

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 こうすけ君は最後までとてもがんばりました。私たちは浩介君の姿を無駄にしないで生きていくことが1番だと思いました。  命は1個しかないから無駄にせず楽しく大事に人生を過ごしていきたいですね。2020/06/12

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