内容説明
現在、日本では血圧が140以上は、高血圧。降圧剤を飲んでも20人に1人は脳卒中になるという。家系の中に脳卒中の人がいれば薬は有効?薬代が負担になる人もいるけれど…。こんなふうに、個人の実状にあわせ医療を行うことが、ナラティブ・ベイスト・メディスンという新しい考え方だ。斎藤先生はさらに、ナラティブでしかも、エビデンス(根拠)のしっかりした医療を提唱している。風邪やストレスなど、身近な例をあげながら、健康や病気について考え、医学と医療を捉えなおすメディカル・エッセイ。
目次
「健康によい」とはどういうことか
ナラエビ医学講座(中央値はなにも語らない;高血圧は実在するか?;ナラティブってなあに?;患者さんはなぜ安心できないのか?;おなかが弱いとはどういうことか?;ストレスについて考える;ライバルを心身症にする方法;ナラティブ3年エビ8年)
著者等紹介
斎藤清二[サイトウセイジ]
1951年生まれ。新潟大学医学部卒。富山医科薬科大学医学部第3内科助教授をへて、現在、富山大学保健管理センター教授・センター長。専門は内科学、心身医学、臨床心理学、医学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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