内容説明
バルセロナの古書店が燃え、世界で一冊しかない聖書が盗まれた(「愛書狂」)。ロンドンの古本屋で一冊の本を買った私にある男が声をかけてきた。「それは私の本でした」(「クリストファスン」)。ウィーンのカフェの片隅に、どんな本でもそのありかを教えてくれる男がいるという(「書痴メンデル」)。書物の達人が、本を主題とする知られざる名作、かくれた傑作を発掘する待望のアンソロジー。
著者等紹介
紀田順一郎[キダジュンイチロウ]
1935年横浜市に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒業。書物論、情報論を中心に評論活動をおこなう。ミステリーなどの創作活動も手がける
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