内容説明
敷金・礼金、仲介料ゼロ。仲間つき。保証人不要で、入退居も簡単。これが、首都圏で急増中のゲストハウスだ。ここにやってくるのは特別な人ではない。引きこもりから脱したい。懐は寒いけれど、親元を離れてみたい。夢を実現するために東京で暮らしたい。暴力夫から逃げたい…。自分の居場所を探して一歩踏み出した彼らは、どんな生活をして、何を見出しているのか?ゲストハウスならではのメリットと、知っておきたいこと。プライバシーの守り方。隣人との上手なつきあい方。物件探しのコツなど、実用情報も満載。『完全家出マニュアル』の著者が報告する、新しい共同生活のかたち。
目次
1 ゲストハウスの基礎知識(住む前に知っておきたい5ヶ条;ゲストハウス・ビギナーのためのQ&A)
2 住人インタビュー―定住しないライフスタイル(日本の田舎で浮いてる人もOK!;住みたい場所へサクッと移住 ほか)
3 業者トップ座談会(外国人との交流から生まれたゲストハウス;安くて、いろんな日本人と暮らせて、長期も可 ほか)
4 ゲストハウス&優良業者の紹介(オークハウス;ジャフプラザ ほか)
5 ゲストハウス界隈の用語集
著者等紹介
今一生[コンイッショウ]
1965年生まれ。コピーライターを経て、90年からフリーライターに。オルタナティヴ・カルチャーを題材にさまざまなイヴェントを主催
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みやか
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12時19分読了。2004年発行。知人から借りた。ゲストハウス(シェアハウス)が外国人向けとしてだけではなく日本人にも普及してきたころのことが書かれてある。日本人・外国人・住んでいる人・運営している人、いろいろな視点へのインタビューが掲載されていて、自分では思いもよらなかった考えを知ることができる。ゲストハウス住まいの問題点(犯罪など)も取り上げてある。多少の不便はあるが気軽にあちこちに住める点は楽しいし、ドミトリーでなければ(個室を契約すれば)気兼ねなくおおむね自分のペースで暮らせる点を気に入っている。2013/10/30
ひとまろ
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ゲストハウスって最近結構流行りになってきてたから 気になってはいたんだけど・・・。 これはおもしろそうだね~。 ただ人間嫌いな人は最初はちょっと苦しいかもね。 シェアハウスとかゲストハウスとかって いわゆるコミュニティとかコミュニケーションが 上手く取れないと心がドンドン荒んでいくからね。 逆に鍛えられる人もいるだろうけどね。 人の出入りの多い街ならビジネスとしてやっていけるんだろうね2013/06/18