読書欲・編集欲

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965141
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0070

内容説明

編集者とはどういうひとだろうか?「知的おせっかい焼き」だと著者はいう。厳格にいえば、「じぶん以外の人間のもつ力にひかれ、そこにじぶんの力を合流させたいとする欲求」をもつひとである。羽仁もと子、淀川長治、植草甚一、瀬田貞二、今江祥智、…生き方そのものが編集行為であるひとびとの仕事に光をあて、本の活力をみつめなおす。まぎれもなく「知的おせっかい焼き」の一人である著者による、編集論であり書物論でもある本。

目次

1 編集人間(編集者というくせのゆくえ;本づくりの歳月;編集者としての植草甚一 ほか)
2 読書人間(いつか読む本・読んだ本;もう若くはない人間の読書;たのしい箱としての本 ほか)3 仕事机で考える(座談会は笑う;初歩のインタビュー術;マニュアルのつくり方 ほか)

著者等紹介

津野海太郎[ツノカイタロウ]
1938年生まれ。『季刊・本とコンピュータ』総合編集長。和光大学表現学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

18
古本屋で買いましたが、過去に読んでたのが読メに登録して判明。で新たに感想を、(こんな事良くある事、動じないジイジ。) まず晶文社も実に読書家に人気のある出版社ですよね。他人の本棚に晶文社の本が一冊でも有れば、もう友達と思ってしまいます。津野さんが『季刊本とコンピュータ』を立ち上げ、総合編集長だった頃に自社から出した本、晶文社といえば、平野甲賀さんの書き文字でも有ります。01年刊。Amazonが出来たばかりですが、検索能力を日本の図書館と比べて段違いに優れてると驚いてます。売れる本ばかり出す風潮に嘆息。2025/01/02

阿部義彦

16
本好きを刺激する出版社🦏のマークの晶文社の本です。昔季刊誌『本とコンピューター』というのがありましたがその本の編集長の津野海太郎さんの本と編集その他にまつわるエッセイ集です。現在の日本人の平均では50パーセントの人間が一ヶ月に一冊も本を読まない不読者であり、この傾向はネットやスマホが出回る前からほぼ大人も子供も含めて変わってない事は肝に命ずるべきだと思います。みんなの仕事環境でも好きな本の話題を切り出せる人思い浮かびます?でも、まだ半分も居るとも考えられる、そんな方のヒントになる生き方の本です。2024/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/314594
  • ご注意事項

最近チェックした商品