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出版社内容情報
朝日新聞5月27日(日)読書面にて与那原恵さん(ノンフィクションライター)が紹介、絶賛。
「(前略)著者は、林業の荒廃を憂えるばかりではない。山の仕事を誇り、林業の未来に希望をもつ人たちの声を書き留めている。森はいまも「唄って」いるのだ。優れたインタビュアーである著者の力量がいかんなく発揮された労作である。」(書評より)
内容説明
東京・木場、木曽、熊野、高知、京都、飯能、和歌山、日田、広島、岡山、北海道…失われた唄を探して各地を訪ね歩く。山に分け入って、伐採や集材や運搬の実際を見、炭焼きに汗し、古老の話に耳を傾ける。それは、培われた技能や知恵を掘り起こし、人々が山や森や木とどう関わってきたかを丹念に熱く描きだすこととなった。私たちが得たもの失ったものとは?日本の林業の営みをとおして、唄うことの心性と働くことの意味を深く問う、渾身のルポルタージュ。
目次
東京ベイ・ブルース
御神木の里
老山師の記憶
山の現場にて
林「業」とはなにか?
隻腕の育林家
川の上流には
炭焼きを訪ねて
古き林業の里
広島の山師たち〔ほか〕
著者等紹介
山村基毅[ヤマムラモトキ]
1960年生まれ。製紙の町・北海道苫小牧で育つ。独協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。雑誌を中心にルポライターとして活躍。著書に『戦争拒否―11人の日本人』(晶文社)、『聞こえますか森の声』(共著、日本経済評論社)、『北の海の道 人々の唄と人生』(共著、伊藤多喜雄音楽事務所)、『クマグスのミナカテラ』(共著、新潮文庫)などがある、「じぶんじゃ、生きてるつもりで」で第47回毎日児童小説最優秀賞受賞(毎日新聞社)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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