内容説明
食べ物のことって意外と知らない。七面鳥やマヨネーズなど、食べ物の名まえと地名との関連性とは。シーザー・サラダやホースラディッシュ、ホットドッグにはどうして人名・動物名がつけられているのか。パラサイトや給料などの言葉と食べ物の密接な関係とは。ナスやマーマレードという名まえにはどんな意味が隠されているのか…。私たちの生活を大きく、美味しく変えてきた食べ物たちの、愉快なネーミングや誕生の由来、驚くべき歴史や伝説の真実を大公開。買い物に行くのが、料理書を開くのが楽しくなる、味わい深い「食べ物雑学ブック」。
目次
1 人名と食べ物
2 地名と食べ物
3 動物名と食べ物
4 食べて、飲んで、楽しく
5 つい手がでる食べ物の名
6 比喩になった食べ物の名
7 なるほどそうだったのか
著者等紹介
オブライエン,ジョン[O’Brien,John]
児童書、子ども雑誌でイラストレーターとして活躍。また雑誌『ニューヨーカー』のスタッフアーティストとして、表紙のイラストを描いている。フィラデルィア芸術大学の教員でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
21
読友様の感想を読んで図書館から借りてきました。原題'Eat your words' 食べ物の名前の由来や食べ物を使った言い回しなどを列挙した本です。食べることは、動物のみならず人間にとって最も重要な関心事です。生活に根ざした食物は様々な言葉を派生させます。案外知らない料理の名前のルーツなども面白かった。主に米国のエピソードが多いですが、各国の様々な食物関連のトピックも面白かった。生活に深く関係している食品についての語彙の多さなども紹介されていると良かったな。2020/09/11
こぽぞう☆
18
これは絵本かな?原題は Eat Your Words こちらの方が内容を表してる。「食べ物にまつわる言葉や言い回しの本」なので。2017/03/26
くさてる
13
題名から食物の歴史とか文化史の本かと思ったら、人名にちなんだ食べ物に始まって、動物名や比喩にまつわる食物の紹介の本でした。それはそれで面白かったから問題なしです。絵本のカテゴリに入るのかな?癖のある挿絵も雰囲気あってよかったです。食べ物に関する雑学本として軽く読むのにお薦めです。2020/08/29
ゆぅしで
4
何かタイトル負けしてる気が…生活の中の食べ物たちの名前の由来、とかなら納得いくよなぁ。とか思いつつ楽しく読みました。挿絵が怖いよ、挿絵が…2012/01/16
いすか
2
なぜこのタイトルになったのか?食べ物の名前や食べ物を使った言い回しの語源を紹介する本。挿絵の人物の黒目と白目は逆転していて、なかなか怖い。元がアメリカの本らしく、紹介される事例や食べ物もアメリカのものが多い。フィグ・ニュートンズだのハッシュ・パピーズだのビット・オー・ハニーだのといった日本では知名度が低い食品、想像もつかないな。2018/09/15