内容説明
携帯電話の爆発的な普及、専用線接続でのインターネット人口の増加などの現象は、言ってみれば「オフがない」世界を現代人にもたらした。このオフがない世界＝つながりっぱなしの世界の到来によって、現代人のライフスタイルはどう変わるのか？「クオリティからリアリティへ」「ニューロ系メディアからホルモン系メディアへ」「モノ的方法論とコト的方法論」「メディアのミッシングリンク」などさまざまなコンセプトをひきつつ、日本人のライフスタイルにマッチした「日本型インターネットの可能性」を探る画期的な同時代マーケティング論。インターネットビジネスで成功するためのヒントがこの一冊に凝縮されている。
目次
講義１ ２１世紀メディア企画書（インターネットが何をしたか？；日本型インターネットの可能性）
講義２ ライフスタイル進化論（戦後社会の変容；ライフスタイルの変容）
講義３ 情報進化論（意識と方法論の冒険；社会構造の実験）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イブスキ シンイチロウ
1
最近読んだ本の中で群を抜いておもしろかったです。音楽雑誌「ロッキング・オン」や投稿雑誌「ポンプ」などさまざまなタイプの参加型メディアにかかわってきた著者の言葉の数々は実に濃密でした。インターネットに関わるすべての方に勧めたい一冊です。2011/01/14
