内容説明
発酵食品を手づくりする習慣がなくなって久しい。安全でおいしい発酵食づくりを、今こそ家庭にとりもどすことはできないか?「味噌もチーズも私がつくる!」。ひとりの道産子が立ちあがった。まずは麹づくりからスタートしよう。原料の穀物によってかわる持ち味と活かし方を指南。そして、熟成期間による味の違いを楽しむ味噌づくり。穀物酢とフルーツビネガーの手軽なつくり方とユニークな使いわけ方。そのほか、チーズ、しょうゆ、キムチ、干物などなど、秘伝の技を伝授する。読んでおもしろく、使って役に立つ実践的エッセイ。
目次
1 まずは麹づくりから
2 味噌づくりの楽しみ
3 おいしい酢を手に入れたい
4 リンゴの力
5 米ヌカと野菜の発酵食
6 しょうゆときちんとつき合いたい
7 海の幸の利用法
8 乳製品もお手軽に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大島ちかり
9
やっぱ難しくてできそうにない。でも家で作るとどんな羽目になるのか分かった。本物の醤油を食してみたい。2016/06/06
みちょ
5
米こうじを作ってるので、読み返し。結局、「麹」という仲間と仲良くなるためには、そばにいて、見守って、相手の気持ちをくんでやりつつ、こちらの持って行きたい方向を示していくってのがいいんだな。人付き合いと同じだね~。美味しい麹ができますように。2011/01/25
じじちょん
2
チーズの作り方も載ってたため読んでみた。ほぼエッセイといった内容だった。麹や味噌、酢など手作りにこだわった生活してるんだな。20年以上前の本ということもあり、情報が古く食品に対する偏見表現があるのは時代ってものですね。2024/08/06
みちょ
2
私の愛読書の一つ。手作りにドハマリしているときに読んだ本。そして、手作りはますます加速したのでありましたw
都
2
現在の生活に麹というもの自体は馴染みがないですが、それから味噌、酢、しょうゆなどが作られていて、昔はどこの家庭も自作するのが普通だったと…。そんな発酵食の数々を手作りされている林さんの体験談に基づく指南書です。実際に全部自分もやってみようと思うと大変ですが、普段食べているものもこうやって作られているのだな…と知ることは大事だと思います。出来るものからチャレンジしてみたいです。2010/06/14
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