パリ食いしんぼう留学記―ル・コルドン・ブルーの日々

パリ食いしんぼう留学記―ル・コルドン・ブルーの日々

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  • サイズ B6判/ページ数 251,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794963611
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0095

内容説明

フランス料理と菓子づくりを学ぶため、ヨーロッパ最高の料理学校へ、いざ入学。言葉も技術も未熟者ながら、誇り高きシェフに鍛えられ、世界各国から集まった仲間たちとともに料理の真髄をつかんでゆく。驚異的な手間から生まれるコンソメ。ソースの力。素材の旨味を最大限に引きだす煮込み料理。繊細かつ大胆なパイやアントルメ。本物のパン、チーズ、ワインの味を求めて旅もした。ブルゴーニュ、ロマネ・コンティ、プロヴァンス…世界に冠たるフランス料理を支えるのは、各地の豊饒な食文化だった。美味の都パリでの、刺激と発見にみちた二年間。みずみずしい果実のような留学記。

目次

1 怒涛の十週間
2 コルドン・ブルーの日々
3 パリ居残り大作戦
4 アシスタント奮闘す
5 フランス人の職人たち
6 修業は続く

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

370
出版は1988年と、いささか古いのだが、レストランの評価(変化が激しそうだ)と諸物価くらい。若々しさと一所懸命さが全編に躍動する本だ。著者はル・コルドン・ブルーの東京校を経て、パリ本校へ。そこでお料理とお菓子の両方でディプロマ(しかも優秀賞)を取った後、アシスタントも勤めたお料理の求道者ともいうべき人。パリに着いた初日から、これらの日々はずっと大変だったと思う。それをたゆまぬ努力と持ち前の元気と、そして何よりも楽しく切り抜けてきたのだろう。なお、本書はコルドン・ブルーの会長と主任教授の推薦文付き。2021/05/31

ヨータン

8
コルドンブルーの留学体験記めっちゃ面白かったです。シェフは厳しくてクラスはハードだけど、嫌なクラスメールもいないし、皆料理大好きで、熱心。彼女が次々と紹介するフランス料理やお菓子とても美味しそうでした。2023/11/17

ユミリ

5
図書館。あいうえお読書の「つ」。わたしも食べることが好きなのでついつい「食」という字に惹かれてしまう(笑)著者は食べることだけではなくて、作ることも大好きなんだなっていうのが、すごく伝わってきた1冊でした。おいしいものがある、と聞けば少々遠くても食べに行く行動力、気になる食材を見かければ買って帰って調理する好奇心が、本当に素敵だった。そんな著者の視線に乗っかって見るパリは、とっても素敵な街でした。わたしもいつかおいしいものを食べにパリに行きたいな。2016/01/16

ミカママ

3
うーん、おいしそうなエッセイ。うらやましいなぁ。思わず触発されて、自分でもクッキーを焼いてしまいました。フランス語がそれほど上手じゃなくても、立派にここまでできるんだなあ、と元気がもらえる書。2012/01/23

オペラ座のカニ人

1
ルコルドンブルーの学生生活とフランス各地を食の旅をした実に楽しく読めた。自分も1年間料理学校に通ったので学生や助手の人の大変さが伝わってきた。富山の料理学校の研修実習の話も出てきていたのも印象深い。2024/04/25

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