患者と医者は本当にわかりあえるか

患者と医者は本当にわかりあえるか

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794963154
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0047

内容説明

なぜインフォームド・コンセントが必要なのか―何人もの末期がん患者を看取ったひとりの医者が、日々の体験のなかで考えた。「とにかく痛みを取ってほしい」「家に帰って死にたい」…患者ひとりひとりの声を、医者として、どう受けとめたらいいのか。そして、母をがんで亡くす。はじめてわかる患者の家族の気持ち。不安と迷い―。医療とは病気を治すことだけでおわるものなのか?医者は患者に何ができるのか?試行錯誤をくりかえしながら、両者のよりよき関係を模索する、真摯で切実な記録。

目次

1 患者と医者の関係(「ムンテラ」とはなにか?;院内紹介の重み;治療方法が決められない ほか)
2 インフォームド・コンセント(ICとはなにか?;患者と医者のことばのズレ;信頼関係をつくるには? ほか)
3 母の死と終末医療(末期がんのケア;医者の腕;母が「がん」になった ほか)

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