内容説明
心を澄まして向き合えば、どんなモノにも美は宿る。丹波の徳利、肥前の壺、李朝の竹筒、燭台、ガラス器、泥絵、大津絵、世界の染め布、そして、だれもかえりみないガラクタまで―。老獪な骨董屋との丁々発止、掘り出し物の悦び、時代考証の秘かなスリル。家族の不評をかおうとも、骨董だけはやめられない。悲喜こもごもの古民芸蒐集やりくり日記。
目次
1 貧しき者の眼福
2 愉快な骨董
3 愛しい異端のモノたち
4 女房のご機嫌
心を澄まして向き合えば、どんなモノにも美は宿る。丹波の徳利、肥前の壺、李朝の竹筒、燭台、ガラス器、泥絵、大津絵、世界の染め布、そして、だれもかえりみないガラクタまで―。老獪な骨董屋との丁々発止、掘り出し物の悦び、時代考証の秘かなスリル。家族の不評をかおうとも、骨董だけはやめられない。悲喜こもごもの古民芸蒐集やりくり日記。
1 貧しき者の眼福
2 愉快な骨董
3 愛しい異端のモノたち
4 女房のご機嫌