内容説明
外国人、老人、女たち―多くの有名人や無名人が、それぞれの仕方で「いまの日本で本当に気持ちのいい生活を可能にする方法と考え方」を提案する。「なによりも人情のある町が大切だ」という観点から、都市プランナー・林泰義氏と共に新しい町づくりの実例をあつめ、「人情町づくり」の未来を考える。
目次
第1部 外国人からの提案(シンポジウム 人情のある暮らし;ルポ サンコンさんと鷺宮の町を歩く)
第2部 老人からの提案(シンポジウム なんにもこわいことなんかないよ;座談会 好きなときに好きなことをする)
第3部 女からの提案(シンポジウム 自分ひとりで人々とともに生きる;インタビュー 私たちの気持ちのいい生活)
第4部 町づくりからの提案(対談 人情ある町づくりをめざして〈鶴見和子・林泰義〉)