感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pukupuku
51
こみっくまさんのつぶで,中島みゆきさんの「化粧」を歌う大竹しのぶさんをYouTubeで観て,これはもう舞台のワンシーンだよと思い,早速ぐぐってみたら,大竹さん演じるピアフの舞台があることが分かったので,速攻チケット入手。ほとんど何にも知らないピアフのお勉強にと選んだ1冊。感想は,一言で言ったら,う~ん苦手な感じというしかない。でも,この後に篠田桃紅さんの本を読んで,なんだか通じるものを感じた。ピアフは歌と愛を支えに生きた女性だった。彼女の歌は今も人の心を震わせる。明日21時のザ・プロファイラーも観なきゃ。2016/02/10
meg
39
まさしく愛に生きた人!ピアフの歌を聴くように読んだ。波瀾に満ちた人生を感じた。麻薬中毒の章など全てに哀しみ、しかしあの眼差しは何か光をみていたように思う。ピアフの歌声はこれからも聴き続けたい。2025/01/05
ぐっちー
9
最近、NHKの再放送「恋文の世紀」でピアフが取り上げられてるのを見た。なんてすごい手紙を書くのかと胸を衝かれ、俄然彼女の生涯が気になってきた。本作は、死を間近にしたピアフが語った自伝だが、その言葉の端々に不思議な力がこもっている。「愛の讃歌」や「ラビアン ローズ」などピアフを知らなくても、一度は歌を耳にしたことがあるはずの世界的な歌手でありながら、 誰よりも愛に餓え絶望に絡めとられていた人。人生の山と谷の落差が凄すぎて、そんな人の歌は無論、語る言葉も、響く。2013/02/02
Shiho
2
幼少期の環境に起因する、見捨てられ不安の強い愛着障害かと思う。本人も周りの人も辛かったはず。このレベルではないけれど、私も人に過度に期待してワガママを言い一喜一憂してしまうし、没頭すると周りが見えなくなるし、深酒してしまうこともある。そんな時、自分を客観視して冷静になる意味で読み返してもいいかも◆まずは自分で自分を愛し、その上で、人を愛し、人からの愛を求めよう。親しくなっても自分と他人の境界線を引き、素直に健康的に甘え、良い人間関係を築いていきたい◆彼女にとっての歌は、自分にとっての何か?自己表現をしよう2022/09/09
ミリ
1
☆5つ 自伝 詳しく知りたい方に 2008/12/12