内容説明
風かおる5月、世界の好楽家たちが寄りつどう「プラハの春」音楽祭。チェコ音楽の天才スメタナの連作交響詩『わが祖国』にはじまり、ベートーヴェンの『第9交響曲』で幕をとじる3週間の祭典のあいだ、この街のホールや庭園に楽の音が響きわたる…。ボヘミアの歴史が息づく「百塔の街」を散策しながら、音楽ゆかりの地でしばし足をとめ、中世から現代にいたる千年の文化を語りあかす。ヴィーンと並ぶ「音楽の都」の魅力あふれるガイドブック。
目次
1 フラッチャニの城山から
2 マラーストラナの通り
3 カレル橋をわたって都心へ
4 ヴルタワ川と時の流れをさかのぼって
5 旧市街と新市街の境界
6 都心にて
7 旧市街をめぐり
8 新市街めぐる
9 新市街の山の手を通って
10 モーツァルトのいたところ
11 市囲壁の内と外
12 静まりかえった和音
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