シリーズ<日常術><br> 平野甲賀「装丁」術・好きな本のかたち

シリーズ<日常術>
平野甲賀「装丁」術・好きな本のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 113p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784794928627
  • NDC分類 022.57
  • Cコード C0370

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

44
読書家の方ならどこかで平野甲賀さんが装丁した本を手にとったことがあるかもしれない。独特の文字とデザイン。装丁の良い本は手にとって中を見たくなるしつい買ってしまいたくなることもある。この本は1980年代に出版されているので当然のことながらパソコンは普及していない。定規と雲形定規を使った文字や写植文字の貼り付けなど手仕事の世界、しかし紙の選択や厚さ、色などはパソコンに頼れない仕事だ。基本的な装丁という仕事がどのようなものかがおおよそ分かるしこれからも手仕事の部分が多く残された仕事だと思う。2015/11/19

nizimasu

3
装丁家の平野甲賀さんが、小野二郎さんのウイリアムモリス研究という本を作るまでの行程をつまびらかにしつつ、自身のこれまでの手がけた書物や持論を交えていく。職人であるという矜持がでてくる。そんなに、儲けばかり考えなくても本がたくさん出なくてもいいという考え方にも共感。最近、こういう本が少ないから本の中身もつまらなくなっているんだよなあと当たり前に思う。仕事はもっと丁寧に…したいものだ2012/10/16

#208

0
良い本だなあ2011/04/18

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