出版社内容情報
弱肉強食・自己責任なんて絵空事!
相互依存・助けあいが基本のこの惑星の生態系システムを、詩情溢れる文章と美しい立体コラージュで描く新感覚エコロジー絵本
エネルギーを注いでくれる太陽、酸素をつくりだしてくれる植物、
飲み水を供給してくれる雲、免疫力を高めてくれる微生物…
わたしたちの生活は自然界の助けなしには一秒だって成り立ちません。
あらゆる生きものが、足りないもの、やれないことを補いあいながら、
地球というおおきな生態系をかたちづくっています。
そう、「弱肉強食」「自己責任」なんて絵空事で、助けあいが基本なのですね。
どんな生きものも、けっしてひとりぼっちじゃない。
本書はその有機的で壮大なつながりを、
最新の科学的知見をもとに生き生きと描きだします。
ご家庭や教室でのエコロジー教育に、ぜひお役立てください
内容説明
この美しい星はいつだってたくさんのおくりものをそそいでくれている。わたしたちの生活は、自然界の助けなしには一秒たりとも成り立たない…。地球生態系の壮大な相互依存ネットワークを優しく温かく描くエコロジー絵本。
著者等紹介
ケルシー,エリン[ケルシー,エリン] [Kelsey,Elin]
カナダ出身の科学教育者。環境保全と環境科学教育のスポークスパーソンとして国際的に高く評価されている。レイチェル・カーソン環境社会センター(ドイツ)、ロックフェラー財団(アメリカ)、スタンフォード大学(同)、ヴィクトリア大学(カナダ)などで客員研究員や非常勤講師を務める。世界各地で講演や環境プロジェクトのコンサルティングを行うほか、人間と自然の関係をテーマにした書籍を多数出版。『きみは星のかけら』に始まる本シリーズ全4作は高く評価され、うち第3作にあたる本書は「編集者と書評者が選ぶ100冊:2019年をかたちづくった本」(カナダ、グローブ・アンド・メイル社主催)に、第4作『さいごのさよなら(A Last Goodbye)』(近刊)は「2020年最良の絵本賞」(アメリカ、カーカス・レビュー社主催)に選ばれた。カリフォルニア州パシフィックグローブ在住
キム,ソイアン[キム,ソイアン] [Kim,Soyeon]
カナダ・トロントを拠点に活躍する韓国出身のアーティスト、芸術教育者。トロントのヨーク大学ヴィジュアル・アート学科を卒業。身近な実物素材と高度で繊細な描画技法を融合させた三次元の立体作品を専門とする。本シリーズ第1作『きみは星のかけら』で、2013年「アメリア・フランシス・ハワード=ギボン イラストレーター賞」(Amelia Frances Howard‐Gibbon Illustrator’s Awardカナダ図書館協会主宰)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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