「NHKから国民を守る党」とは何だったのか?

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794811974
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

《迷惑行為集団に政党交付金2億3734万円(2019~20年)。
これほどの「税金のムダ遣い」があるだろうか?》

「NHKをぶっ壊す!」「NHKの放送スクランブル化」――
わかりやすいワンフレーズ・ワンイシュー政治。YouTubeを活用した広報・選挙戦略。自信満々の言い切り時事解説。世間の耳目を集めるための「計算された」炎上商法。
党首・立花孝志氏を「日本を変える天才」ともてはやす有名人もいる。

しかし、掲げた政策は1ミリも進展せず、いまや選挙でも対NHK裁判でも連敗に次ぐ連敗。この奇策集団の落日は誰の目にも明らかだ。
はたして、それを冷笑とともに見届ければ事は済むのだろうか。

本書は、ジャーナリストとしてほぼ唯一、この党を追いかけ、警鐘を鳴らし続け、そのせいで数々の壮絶な嫌がらせに遭ってきた著者による、4年にわたる闘いの記録である。
議会制・政党制を茶番にしないためにも、わたしたちは問い続けなければならない。
なぜこの集団が一時的にでも隆盛を極め、国政政党にまでのぼりつめたのか。
なぜ実態は「迷惑系YouTuber」でしかない人物を「天才」だと思い込む人が続出したのか。なぜ党員や支持者たちは、明らかに反社会的な活動に与してしまったのか。
日本の政治・社会の危機が凝縮した「N国災禍」の本質に迫る。

【注】現在の正式な党名は「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」ですが、本書では原則として党勢が最も拡大した時期の旧称を使用しています。

内容説明

「ぶっ壊された」のはNHKなのか、それとも…わかりやすいワンイシュー政治、YouTubeを活用した広報戦術、世間の耳目を集めるための“計算された”炎上商法によって、N国党はついに国政政党にまで登りつめた。それがいまや選挙でも裁判でも連敗に次ぐ連敗、党首の借金は10億円を軽く超え、財政的にも行き詰まっている。この奇策集団の落日は誰の目にも明らかだ。はたして、それを冷笑とともに見届ければ事は済むのだろうか。本書は、ジャーナリストとしてほぼ唯一、この党を追いかけ、警鐘を鳴らし続け、それがために数々の壮絶な嫌がらせに遭ってきた著者による、4年にわたる激闘の記録である。日本の政治・社会の危機が凝縮した「N国党災禍」の本質に迫る。

目次

第1章 NHKへの「歪んだ愛」(「スーパーサラリーマン」から「正義のヒーロー」へ?;「NHK記者→フリージャーナリスト」もほぼウソ ほか)
第2章 ハラスメントを呼び寄せる(ある連鎖の始まり;「お前をぶっ壊す」―中央区議脅迫事件 ほか)
第3章 なぜ国政政党にのし上がることができたのか(カルトが政治に食い込むと…;実は「ネットよりもドブ板」 ほか)
第4章 N国党との激闘の記録(「イジメ王」も手を焼く「選挙ウォッチャー」の登場;偶然の出会い ほか)
第5章 運命の日、そして未来(疑惑の渦;立花孝志研究―「射幸心による借金」編 ほか)
資料編

著者等紹介

選挙ウォッチャーちだい[センキョウォッチャーチダイ]
北は北海道から南は沖縄まで、日本全国の選挙を現場で取材、選挙終了後に報道。結果(当落・投票率・前回比較など)だけでなく、各候補者の政策や実績、政治スタンス、地元での評判、当該自治体の政治の展望などを、メディアプラットフォーム「note」で克明に報告(緊急性の高い記事は無料公開)。取材中に現地の様子を伝える中継も随時実施(ライブ配信サービス「ツイキャス」、無料)。各党・各候補者の選挙戦術・戦略を独自の視点で分析した鋭い考察で注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺

98
私がかつて読書メーターで安倍晋三を批判的に書いたら、他のユーザーさんから文句を言われた事が数度あった。YouTubeで橋下徹や松井一郎が無茶苦茶を言っている動画を観て呆れていたら、コメント欄に橋下や松井を称賛するコメントが並んでいたりする。気付いたらとっくにこの世はディストピアなのである。インターネットが普及したら、こんな世の中になったのである。本書は安倍晋三や維新より小物であり、実態は迷惑系YouTuberに過ぎない立花孝志とその党のノンフィクション。著者は立花一党に嫌がらせを受けてなお果敢に取材した。2022/03/07

こまごめ

18
選挙ライターのちだい氏が時にはとんでもない嫌がらせを受けたN国党の立花孝志についての事実に基づいたレポートです。なにぶんこの立花孝志という人物がポンコツなので笑ってしまう部分もあるのですが、彼に関わった人物がもう3人も亡くなっているので笑えない状況になっています。2025年1月現在立花孝志は娑婆でデタラメを吹聴しているので一刻も早い逮捕を望みます。なお本人は嘘つきと言われるのを大変嫌うそうです…呆れます。2025/02/02

どら猫さとっち

18
斎藤元彦知事の再選で、また開幕した「斎藤劇場」。そこで暗躍したのが、PR会社の折田楓氏、そしてN党党首の立花孝志氏だ。その立花氏が立ち上げた「NHKから国民を守る党」は、炎上商法に区議脅迫、そして自宅襲撃とあらゆる悪業を平然と行う、反社カルト政党である。そして、NHKの愛憎に借金地獄を背負って生きる立花氏がいる。彼に実際襲われたことがある著者が分析する、立花氏とN党のすべてと闘いの記録。知らないではもはや済まされない、有権者すべての必読書。2024/12/03

かやは

14
身内の恥をさらしますが、亡父が最後に支持した政党がN国党でした。むかしから集金人と「口論」になることが多かった人なので「NHKをぶっ壊す」にひかれて投票したのは理解できるんです。ただ、どういうルートでN国党を知ったのかがわからない。うちは限界集落直前過疎農村なのでリアルでN国党の活動を目にすることはなく、おそらくyoutube経由なのですが、父はネット弱者だったのです。「支持されやすいワンイシュー」もそうだけど、「ネット弱者へのアクセスの良さ」も国政政党へ成り上がれた要素だと思うんですよね。2023/05/04

Eiki Natori

13
「N国」は、駅前で黄色いブレーカーを着た人たちがNHK撃退シールを配っていて、カルト臭のするキモい連中だなと思っていたが、国政政党になってしまった。その結党初期から取材し、何度も嫌がらせや訴訟もされた著者の渾身の一冊。 事件や主張だけ見るとバカ政党の一言で終わってしまい、それもあり全国紙が取り上げることは無い。だからこそこの本で大事なのは第五章の「教訓」である。 特に維新との共通点の「反知性主義」への言及についてはその通りであり、最大限の警戒をしなければいけない。ナチスも最初は「諸派」の異端児だったのだ。2022/02/06

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