内容説明
行政主導の道路開発に「待った」をかけた市民の記録。「まちづくり」の意味を問い直すノンフィクション。カラーで見る里山の風景。
目次
第1部 里山論(里山とは何か;なぜ、里山は壊れるのか―里山の昔と今;里山の価値―なぜ、里山を護らなくてはならないのか)
第2部 里山を育み、護る運動(「関さんの森を育む会」の誕生と活動;「関さんの森エコミュージアム」の誕生;市民力が自然を護る―環境保護の市民運動と学習;市民力が自然を救う)
第3部 里山保全イノベーション(コモンズとトラスト;緑と親しみ、人とつながり、今を楽しむ―市民としての成長)
著者等紹介
関啓子[セキケイコ]
1948年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学名誉教授。博士(社会学)、ノンフィクション作家。主な著書として『多民族社会を生きる―転換期ロシアの人間形成』(新読書社、2002年)『アムールトラに魅せられて―極東の自然・環境・人間』(東洋書店、2009年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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