出版社内容情報
[]
著・文・その他
内容説明
まだ続けますか「暗記のための学び」を。「思考力、判断力、表現力」はこうして磨く。このテキストを必要としたのは学校だけではなかった。
目次
1 生徒たちに自分で考えさせる教室と授業をつくり出す(教師と振り返り;自立した学習者を育てる;単元を計画する)
2 振り返りとメタ認知能力を磨くための方法(交渉;質問;ジャーナル;概念図;自己評価;成功の鍵)
増補 みなさんに伝えたいこと―「訳者による解説」
著者等紹介
ウィルソン,ジェニ[ウィルソン,ジェニ] [Wilson,Jeni]
メルボルン大学教育学部で教鞭をとっている。子どもたちの思考力、評価、教科を統合した形での教え方に特に関心を持っており、以前小学校の教師をしていた経験を生かして、現職教員の研修も数多く行っている
ジャン,レスリー・ウィング[ジャン,レスリーウィング] [Jan,Lesley Wing]
長年小学校の教師をした後、私立の初等・中等学校の副校長。教員研修の講師経験も著作も豊富である
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
「学び、出会い、発見の環境としくみをつくりだす」ラーンズケイプ(Learnscapes)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
satochan
1
振り返ることの大切さ。それにつきる気がする。何かしたあとで、どう評価するか、その評価が妥当かどうか気づかせたり、どうすれば次に生かせるか考えさせたりする中で、徐々に考える力はつくのだろう。先生が生徒にどんな働きかけをしていくか、生徒自身でどうやって考えさせるか、生徒同士でどうするか、について書かれている。2019/07/16
あたみ
0
自己評価、フィードバック、振り返り。このサイクルをどのように回していくか。子ども中心の学び方を考えたときに日本の今の現状では何が最善か。これからも深く考えていきたい内容が多かった。2020/05/24
UP
0
自分について考える力。メタ認知が優れている生徒はなぜそのような性質を持つのだろう、とふと思う。誰しもがこうした力をつける必要がある、ということを教条的に説明しないと実践が難しい、というほどになってしまった。幼少期の重要性を感じると同時に、今している取り組みの原点に戻り、時間をとってやり直そうと思う。教員が学べば学ぶほどコンテンツの解説に時間を割くのは本末転倒。学べば学ぶほどコンテンツの説明は簡潔になり、学習者が学習者自身のことを考える時間が増えるべき。大人数の一斉授業であってもね。2018/10/02
ひの
0
考える力をいかにつけていくか。 学習体験を、どこまでつなげられるか。自分で説明できるか。自分で自分の学びに責任を持てるか。 具体的なところまでいくとマインド面の話になってくるので、今はまだ自分らで考えないといけない。 ふかーく考えていこう。2018/07/26
-
- 洋書
- KAMPUCHEA