内容説明
ひと夏のフォト・グラフィティ。舞台は北海道東川町、「日本一の写真部」をめざす高校生たちの成長ストーリー。
著者等紹介
菅原浩志[スガワラヒロシ]
1955年、北海道札幌市出身。映画監督・脚本家・プロデューサー。UCLAで映画製作・演出を学び、『里見八犬伝』や『天国にいちばん近い島』などのプロデュースを経て、1988年『ぼくらの七日間戦争』で監督デビュー
樫辺勒[カシベロク]
1961年、宮城県塩竃市出身。フリーの編集者兼文筆家。人文書版元の編集者を経て独立。特撮から哲学までサブカル・人文書の企画・編集を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆか
3
高校野球に聖地甲子園があるように! 高校写真にも聖地甲子園があった! 『挑戦した人だけに見える世界』 見たいやろ?見たら人生変わるで! それを見に写真の甲子園こと『北海道上川郡東川町』へ。 本戦の3日間の間にぐんぐん成長していく選手。 たくさんの壁にぶつかり考えて。 そして大人にとっても成長の場所。 試されてるのは実は監督なのだと。 一生懸命打ち込みながら成長していく姿は眩しくて素敵だった☆ミ 映画、すごく楽しみ♡♡2017/10/17
みさと
0
映画「写真甲子園 0.5秒の夏」のノベライズ版。写真甲子園に出場した高校生たちの物語。悩み、仲間とぶつかり、打ちのめされたり、そんな中から立ち上がって自信をつかみ取っていったり。写真を撮ることは対象や相手と向き合うこと、そして向き合っている自分と向き合うこと。写真を撮ることによって自分が何を見ているかを知ることは、自分自身を知ること。大会のわずか3日間で自己の覚醒を与えられる、十代の一瞬に自己の存在を確立する彼ら彼女らの姿がまぶしい。そして、振り返ったらそこには支えてくれる人がいた。そんな物語。 2019/03/04
しん
0
写真撮影の情熱が伝わりました。人々の心に残るような写真を私も撮りたいとおもいました。2018/04/02