ノンフォーマル教育の可能性―リアルな生活に根ざす教育へ

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ノンフォーマル教育の可能性―リアルな生活に根ざす教育へ

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794809605
  • NDC分類 379
  • Cコード C0037

内容説明

学校での勉強が役に立たないと感じてしまうのは、なぜだろう?世界各地の多様なノンフォーマル教育の事例を紹介し、「別様の教育」の可能性を模索!

目次

第1章 教育と学校
第2章 ノンフォーマル教育とは何か
第3章 学校教育制度の課題とノンフォーマル教育
第4章 生涯学習を支えるノンフォーマル教育
第5章 教育開発の課題とノンフォーマル教育
第6章 多文化社会の課題とノンフォーマル教育
第7章 社会運動と結び付くノンフォーマル教育
第8章 持続可能な社会のためのノンフォーマル教育
第9章 ノンフォーマル教育研究へのアプローチ

著者等紹介

丸山英樹[マルヤマヒデキ]
1971年生まれ。国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官。博士(教育学)。専門は比較教育、教育社会学。青年海外協力隊を経験した後、UNESCO国際教育事業の実施、JICA識字教育事業の評価、ユネスコスクール・ネットワークの評価などに携わる

太田美幸[オオタミユキ]
1974年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科准教授。博士(社会学)。専門は教育社会学、成人教育、比較発達社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

教育」とは、世界中で同じものを意味するのでしょうか。学校で決められたことを勉強しても役に立たないと感じてしまうのは、なぜでしょうか。教育の機会を求めるのは、自分のためでしょうか。それとも社会のため、あるいは何か別のことのためでしょうか。
 世界各地には、「ノンフォーマル(非正規)教育」と呼ばれる教育実践が数多く存在しています。その形態も内容も多種多様で、共通なのは「フォーマルでないこと」だけのようです。たとえば、発展途上国の教育や国際協力におけるノンフォーマル教育とは、学校に通うことのできない子どもや学童期を過ぎた大人に、限られた資源をやりくりしながら必要な教育を提供することを指します。また、様々な立場の人々が独自の目的をもって展開してきた学校外での教育や、大人が自主的に勉強したい場合もノンフォーマル教育と呼ばれているし、さらには日本の学校内で行われる教育活動のなかにもノンフォーマル教育と呼ぶことのできる要素が含まれます。
 本書では、多様なノンフォーマル教育の全体像を捉えるための枠組みを提示したうえで、世界各地で実践されている様々なノンフォーマル教育を、それぞれの地域の歴史や社会事情などもふまえて幅広く紹介しています。執筆者は、比較教育、異文化間教育、教育開発、教育史、生涯学習・成人教育といった領域で国内外のノンフォーマル教育の事例を調査してきた若手研究者と、国際教育協力の現場でノンフォーマル教育のプロジェクトに携わってきた実務家たちです。
 ノンフォーマル教育について考えるということは、教育のあり方を再考することでもあります。本書は、教育という営みの幅広さと奥深さを示す様々な事例を通じて既存の教育観を問い直し、将来に向けて「別様の教育」の可能性を模索する試みとなっています。(おおた・みゆき)

【著者紹介】
丸山英樹 1971年生まれ。国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官。博士(教育学)。専門は比較教育、教育社会学。