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出版社内容情報
児玉 征志[コダマ セイジ]
著・文・その他
内容説明
渡岸寺の十一面観音像(国宝)に魅せられて。第3回たねや近江文庫ふるさと賞最優秀賞受賞作品。
目次
第1章 「びわ湖検定」を知る
第2章 「びわ湖検定」を受験する
第3章 自然
第4章 経済
第5章 歴史―城と神社
第6章 文化
著者等紹介
児玉征志[コダマセイジ]
1959年、広島県生まれ。1983年4月、中小企業金融公庫入庫。2008年8月、大津支店支店長。2008年10月、日本政策金融公庫設立に伴い、大津支店中小企業事業統轄。2010年4月、中小企業事業本部審査第二室長(東京支店駐在)。2012年4月、北関東信越地区債権業務室長。『「びわ湖検定」でよみがえる―滋賀県っておもしろい』で第3回たねや近江文庫ふるさと賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
1
本書はエッセイですが、前半は中高年の再生、後半は滋賀県の奥深さを知る読み物として読みました。サラリーマンは過酷なストレスに苛まれ、中高年にうつ病が蔓延しています。そのあたりが、第1章半ば(26-38頁)に書かれていますが、幸いなことに、著者は徐々に立ち直っていきます。このあたりは「びわ湖検定」より、周りの支えが要因です。むしろ復活後に「びわ湖検定」が果たした役割のほうに意味があります。仏様もさることながら、そのアニミズムに再生の糸口を感じました。抑えた筆致ですが、文章はリズミカルで読み応えがあります。2012/06/30