フェアトレード学―私たちが創る新経済秩序

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フェアトレード学―私たちが創る新経済秩序

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794808332
  • NDC分類 678
  • Cコード C0036

内容説明

フェアトレードが必要とされる背景や、その発展の軌跡を追うとともに、フェアトレードの理念や試みが私たちの経済・社会・政治の世界にどれほど広がり、浸透してきたのかを検証する。また、フェアトレードに対する「右から」、「左から」の批判にも耳を傾け、その課題を明らかにする。フェアトレードの軌跡、現状、課題・争点等を網羅的・体系的に把握し、巨視的な観点からフェアトレードの意味づけを試みる。

目次

なぜフェアトレードなのか
フェアトレードの軌跡
フェアトレードのネットワーク化と基準化
フェアトレードの現在:その認知度と市場
生産者へのインパクト
企業セクターへの広がりと深まり
政府セクターへの広がりと深まり
社会への広がりと深まり
フェアトレード的イニシアチブ全盛とその意味
フェアトレードへの批判1:右からの批判
フェアトレードへの批判2:左からの批判
フェアトレードの拡大と深化
フェアトレードの課題とこれから

著者等紹介

渡辺龍也[ワタナベタツヤ]
東京経済大学教員。東京大学教養学部国際関係論分科(学士)、タフツ大学フレッチャー国際法外交大学院(修士)。NHK記者、在マレーシア国際機関職員、国際協力NGOセンター(JANIC)調査研究主幹、日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス事務所長を経て、2000年より現職(国際開発協力、NPO論担当)。ラオス(1996~2000年)では森林保護・自然農業普及活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

市場を万能視するネオリベラリズム(ネオリベラリズム国)に駆られたグローバリゼーション。そのもとで利潤の最大化のみを追求する弱肉強食の争いがこの星全体を包み込み、人びとの生活や環境にただならぬ災禍をもたらしてきた。植民地時代から農産物等の輸出に依存するよう仕向けられてきた途上国では、人びとが価格の下落と買い叩きに呻吟してきた。さらにそこへ、先進国にとって都合のいい「貿易自由化」が押しつけられ、人びとの窮乏に拍車をかけた。
拡大する南北格差と蔓延する貧困。それを解消すべく途上国側が真に求めてきたのは、「援助ではなく貿易」だった。それもただの貿易ではない、「公正な貿易」である。その求めに応じて北の市民団体は、南の零細な生産者が作った産品を、人間らしい生活を送ることのできる価格で買い入れ、運動に共鳴する市民/消費者に販売することで支援してきた。「フェアトレード」である。
 細々と始まったこの草の根活動は次第に人びとの共感を呼び、いまや一つの社会現象となって世界に広がっている。その起爆剤となったのは「フェアトレード・ラベル」の仕組みである。ラベルは狙い通りに一般の企業を引きつけ、フェアトレード市場を急成長させることに「成功」した。が、生産者に寄り添って地道に活動してきた団体にとってそれはフェアトレードの変質と映り、ラベルを警戒し、批判する声が強まっている。
生産者の人びとに尊厳を取り戻すだけでなく、貿易やビジネス、経済のあり方そのものを根本から変革しようとするフェアトレード。それだけに、理念を貫きつつ、現実の社会において共感の輪を広げていくことは容易ではない。
 本書は、フェアトレードの誕生と発展の経緯を跡づけるとともに、その理念や試みが私たちの経済・社会・政治の世界にどれほど広がり、浸透しているのかを検証する。また、フェアトレードに対する「右から」「左から」の批判にも耳を傾け、その課題を明らかにする。フェアトレードの軌跡、現状、課題・争点等を網羅的・体系的に把握し、巨視的な観点からフェアトレードの意味づけを試みるという意味で「学」とした次第である。これから本格的にフェアトレードを学ぼうとする方々に入門書的に使って頂ければ幸いこの方ない。