関係性はもう一つの世界をつくり出す―人間活動論ノート

個数:

関係性はもう一つの世界をつくり出す―人間活動論ノート

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2019年09月15日 16時32分現在)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■ご注文当日 (午前0時~午前10時30分までのご注文)
     または
    ■ご注文翌日 (午前10時31分~午後11時59分までのご注文)

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794807984
  • NDC分類 379
  • Cコード C0036

内容説明

人生を育て合うとはどういうことなのでしょうか―何気ない日常活動の全体から編み上げる「私」の学びの総合。

目次

第1章 「私とモノ」の関係(現代のモノづくり・野生のモノづくり;身体のメディア;モノづくる原理;モノと動作の図鑑;多面的付加体;人工物;万物の根源)
第2章 「私と人」の関係(マネーの交換;関係のてんびん;お互い様;二重性;タテ・ヨコ・ナナメ;人生の老若男女;三角学習)
第3章 「私」の内なる関係(内なる関係性;人生芸術家;時間共同体;するコト・しごと;心得手帳)

著者等紹介

松田道雄[マツダミチオ]
1961年山形市生まれ。着想家。1984年山形大学人文学部卒業。山形県内中学校社会科教員になり、現職大学院生として1997年山形大学大学院教育学研究科修士課程修了(修士論文「駄菓子屋の教育的意義」)。山形県埋蔵文化財センター研究員から中学校教員にもどり、2006年東北芸術工科大学こども芸術教育研究センター准教授、2008年より高千穂大学人間科学部准教授、東北芸術工科大学非常勤講師。東京・杉並区社会教育委員、すぎなみ大人塾学習支援者(杉並区、2009年)。東京と山形の往復を週間生活にしながら、全国各地で開かれている「だがしや楽校」や公民館活動、地域づくりに「人間活動共同体」の一員となって参加。「壁画・ニット」(1993年ロレックス賞佳作受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

本書は、関係性という視点からものの見方・考え方をとらえ直し、私たちがよりよく生きていくための手がかりを提示したものです。筆者はかつて、中学校の教師をしながら、現代社会に生きる私たちが忘れかけていた人間の営みを駄菓子屋の中に見出して、かつての駄菓子屋世代の中高年の人たちに自分たちが生きてきた文化を再確認して次世代に伝えていこうと提案しました(『輪読会版 駄菓子屋楽校』新評論)。本書は、その人間の営みの活動原理とはどのようなものなのかをつきつめていった思索の産物です。内容は、次の目次構成を見て想像することができるでしょうか?

第一章「私とモノの関係」…①現代のモノづくり・野生のモノづくり ②身体のメディア ③モノづくる原理 ④モノと動作の図鑑 ⑤多面的付加体 ⑥人工物 ⑦万物の根源。
第二章「私と人の関係」…①マネーの交換 ②関係のてんびん ③お互い様 ④二重性 ⑤タテ・ヨコ・ナナメ ⑥人生の老若男女 ⑦三角学習。
第三章「私の人生」…①内なる関係性 ②人生芸術家 ③時間共同体 ④するコト・しごと ⑤心得ノート。
表現形式としての本書の最大の特色は、まるでキュービズムの絵画を見ているような、一見統一感のないように感じる多面性です。多くの書物は、ある主題を一点透視法的に探求していく表現が一般的です。それは学問の専門分化と連動して個別細部の論考が増殖していることと重なります。しかし、一人の人間からすれば、私たちはさまざまなことに関心を持ち、さまざまな次元の層をあわせ持っている存在ゆえに、個別を総合した「私」の学びが根底に必要ではないかと思います(そもそも人文主義はここに立脚していたと思います)。

本書は、筆者の人生体験にもとづき(人生史の中に「私の考え」をまとめたデカルトの『方法序説』のように)、そこに古今東西の思想家の考えをとりいれ、さらに大人が忘れてしまっている幼児の活動と人類史もふまえながらつくりあげたものです。筆者はここから、専門的な論文とは別に、人生史にもとづく自分の思想づくりを若者に提案します。(まつだ・みちお)