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出版社内容情報
レーナ・クルーン最新作!
「わたし」がひそかに「蜜蜂の館」と名づけた古い邸。1900年代の初めに建てられたこの建物はかつて「心の病の診療所」として機能していた。人間の心と身体、世界のなりたち、生態系のつらなりの不可思議ですばらしい真実をときあかす珠玉の長編。
内容説明
1900年代初めに建てられたこの建物は、かつて「心の病の診療所」として機能していた。「存在すること」の意味を、美しい言葉でつむぐ。
著者等紹介
クルーン,レーナ[クルーン,レーナ][Krohn,Leena]
1947年、ヘルシンキに生まれる。現代フィンランド文学を代表する作家。哲学、心理学、文学、美術史を学び、自身のホームページ、大学、図書館などで精力的に講演を行いながら、絵本、児童書、小説、エッセーと幅広く執筆活動している。フィンランディア賞やトペリウス賞を始め、フィンランドの芸術家に贈られる最高位勲章プロフィンランディアメダル(ただし、同年にスハルト政権下時代の森林大臣にフィンランド獅子勲章コマンダー章が授与されたことに抗議し、画家マルヤッタ・ハンヒヨキと共にメダルを返還)など数々の賞を受賞。アメリカ、ロシア、ヨーロッパ諸国を中心に海外に翻訳され、『タイナロン』はアメリカでワールドファンタジー賞候補作に選ばれた。フィンランド在住
末延弘子[スエノブヒロコ]
東海大学北欧文学科卒、トゥルク大学を経て、フィンランド政府奨学金留学生としてタンペレ大学フィンランド文学専攻修士課程修了。フィンランド文学情報センター勤務。フィンランド文学情報サイトを五十嵐淳氏と主宰。フィンランド文学協会、カレヴァラ協会会員。2007年度フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。