コミュニティ金融と地域通貨―我が国の地域の状況とオーストラリアにおける地域再生の事例

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806611
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0033

出版社内容情報

地域経済の問題の原点を歴史的に解明し循環・連携の新たなシステム構築を展望する
本書は、日本と同じようにバブル経済の崩壊やグローバル化、「貸し渋り・貸し剥し」にあえぎながらも、地域再生に取り組んでいる海外の事例も視野に入れながら論じたものです。本書の柱は次の3つから成っています。第一に、地域のあえぎの原点を分析するということです。地域の再生を考えるにあたっては、まず何よりも地域がこれまでどのような基本的構図のなかに置かれてきたのかを明らかにする必要があります。エコノミストが流布させてきた諸説を批判的に検討しつつ、事実の整理によって歴史を分析し、真相を客観的に浮かび上がらせることが重要です。第二に、海外での地域再生の先進事例を取り上げています。我が国同様、バブル経済の崩壊やグローバル化、「貸し渋り・貸し剥し」に苦しみながらも、オーストラリアではアメリカの倫理的な投資方法に刺激を受けながら地域コミュニティを支援する金融機関の設立や地域通貨の導入によって地域内循環、地域内連携のシステムを構築し、地域再生に取り組んでいます。こうした事例を見ておくことは我が国の地域にとって有益なことです。第三に日本での地域内での再生に向けた取組みを取り上げ、またその際に地域の金融機関に期待される役割について論じました。一般に業界にはある種の「常識」が存在していて、その「常識」に無意識のうちに支配されて経営戦略を立案しがちですが、その「常識」を覆すことに再生の新戦略の鍵があります。
著者紹介 佐藤俊幸(さとう・としゆき)1963年生まれ。岐阜経済大学経済学部教授。博士(経済学)東北大学。主著『バブル経済の発生と展開』(2002年)が『週刊東洋経済』03年1/11号で「注目の1冊」として取り上げられる。共著に『現代の金融と地域経済』(2003年)がある。

内容説明

バブル経済の崩壊、グローバル化、「貸し渋り・貸し剥し」という背景の中で地域が抱える問題の解決にあたって、地域における循環・連携の新たなシステムへの途を探る。

目次

第1章 我が国の地域が置かれてきた基本的構図(今、我が国で求められている「理想の国民像」;実体経済の自立性の欠如と金融上の不利な立場)
第2章 オーストラリアのマレニー(Maleny)における地域再生の事例(グローバル化のなかでオーストラリア経済はどう変化したか;マレニーの地域経済;地域再生に向けたマレニーの取り組み―地域内循環と地域内連携)
第3章 オーストラリアでのその他の地域再生の取り組み(オーストラリアにおけるバブルの崩壊と「銀行が地域を衰退させる」という現象;「コミュニティバンク」とBMT LETS)
第4章 既存の戦略を見つめ直す―我が国での自立に向けた取り組み(「誤った『常識』を覆す」―「蔵王すずしろ」の取り組み;地域の金融機関に期待される役割)

著者等紹介

佐藤俊幸[サトウトシユキ]
東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。東北大学経済学部助手を経て、岐阜経済大学経済学部教授。博士(経済学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mina

1
世界各地の地域通貨の取り組み事例が紹介されている。地域経済の活性化目的で導入された例を中心にまとめられ、特に地域の金融サービスを担う何らかの主体について、その出現背景や方法論等が述べられている。1つひとつの事例を深く研究するには少し情報が少ないが、多くの事例を知るポータル的な著作として評価できる。2011/08/21

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