ガンディーと使徒たち―「偉大なる魂(マハトマ)」の神話と真実

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ガンディーと使徒たち―「偉大なる魂(マハトマ)」の神話と真実

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806482
  • NDC分類 126.9
  • Cコード C0023

出版社内容情報

ロマン・ロランによるもの(一九二三)から今日に至るまで、マハトマ・ガンディー(一八六九~一九四八)の伝記はすでに世界中で数多く出版されています。しかし、これらを読んでも、核保有国、IT大国となった現代のインドとガンディーの非暴力主義がどのような関係にあるのかについては、まったく手がかりが得られません。対象があまりにも偉大でふつうの伝記にはならず、彼を聖人として祭り上げるために、彼の思想の重要な核心が蔽い隠されてしまうからでしょう。本書で著者ヴェド・メータは、一九七〇年代に存命だった数十人の「使徒たち」、つまりガンディーの弟子たちにインタビューして生前の思い出を聞き、「ガンディーを脱神話化」しようとします。第一章では、祈り、散歩、食事、睡眠、入浴など、じかに接した弟子たちにしか知り得ない彼の日常生活が事細かに語られ、「聖者」ガンディーが肉体を具えた存在として生き生きと現れてきます。インタビュー時すでにガンディー暗殺後四半世紀を経ており、かつての使徒たちはサイババのファンになったり占星術に凝ったりしています。ある使徒は「インドではガンディー主義は死に絶えた。彼は完全に忘れ去られている」と言います。それからさらに四半世紀を経た今日のインドは、ガンディーの紡ぎ車(非暴力平和主義の象徴)からは遙かに遠い地点に来ています。何故こうなったのか? 弟子たちの言葉による「使徒行伝」を通じて、メータはこの問いに手がかりを与えようとします。

内容説明

数百の声が結ぶ残像と実像。直弟子達の証言によって、神話の彼方から現れる「聖者」の肉声と「戦闘的非暴力」の日常。

目次

第1部 微妙で永続的なかたち(バプー;遺物と記念碑;編集者、伝記作家、書誌学者たち;家族;後援者たち)
第2部 自伝と伝記から(バニヤーの生まれ;カーティヤーワールの少年;英国留学生;弁護士;地域の奉仕者;南アフリカのサティヤーグラヒ;インドのサティヤーグラヒ;建設プログラムの推進者;殉教者)
第3部 同志たち(非暴力―ブラフマチャリヤと山羊のミルク;革命―建設プログラムとそのマハトマたち)

著者等紹介

メータ,ヴェド[メータ,ヴェド][Mehta,Ved]
1934年インドに生まれる。オックスフォード大学ベイリオル・カレッジで歴史学を専攻し、ハーバード大学大学院を経て、1961‐94年『ニューヨーカー』誌のスタッフ・ライター。現在はフリーランスの作家。米国各地の大学で英文学と歴史学の客員教授をつとめる。米国に帰化し、ニューヨークに住む

植村昌夫[ウエムラマサオ]
1945年生まれ。東京大学法学部卒。翻訳業(経済、経営、法律等)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。