出版社内容情報
GDP至上主義からの脱却,開かれた市場への転換,人間主体の生活追求,共生・共感・多様性の追求等を軸とする新しい経済学の課題に,人類史的な視点を投入した意欲作!
内容説明
人類史的な視点を重視し、経済学のパラダイム転換をめざす!GDP至上主義からの脱却、開かれた市場への転換、人間主体の生活の追究、共生・共感・多様性を軸とする新しい経済学の課題を究明する意欲作。
目次
第1部 永続可能な発展と経済学―経済学の新たな展開を求めて(永続可能な発展と社会経済システム;都市とコモンズ―空間論の構築を目指して;開発政策のパラダイム転換と持続的発展;“ゆらぎ”を通しての秩序と経済学の変革 ほか)
第2部 新たな経済学の構築への試みとその課題(永続可能な発展と社会経済システムの転換―新たな文明のパラダイムを求めて;永続可能な経済発展のための資本と技術;WTO体制下での国際経済政策課題;経済理論の有効性―その体系性・理念性・高度専門性をめぐって)